『「育ちがいい人」だけが知っていること②』女性必見!こんな場面で使える!

さて、前回は『「育ちがいい人」だけが知っていること①』ということで、「育ち」についてとその大切さをお伝えしました。

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今回は、本書から少し抜粋をして、いますぐにでも実践できることを紹介いたします。

諏内えみさん

「マナースクールライビウム」「親子・お受験作法教室ライビウム」代表。皇室や財政会をはじめとするVIPのアテンダント指導を経て「ライビウム」を設立。あらゆる経験に基づき、本物の振る舞いや上質なマナーの指導を行っています。マナーのスペシャリストです!

本書の構成

1. ふるまい

2. 話し方

3. 見た目

4. 暮らし

5. 人間関係

6. 贈り物・お招き

7. 公共の場でのふるまい

8. 食べ方

9. オケージョン

これら9章で257項目のも「育ち」の基本が書かれています。私も目次を目にして時、その多さに驚きました。

257項目を全て紹介することはできませんので、いくつかすぐにでも役立てられることを5つ紹介いたします。

1. 「どうぞ」と言いましょう

「どうぞ」と言える方は余裕のある証拠です。時間に急いでいても譲る行為はほんの数秒でできます。余裕と心遣いのある人間でありたいですよね。

2. 「大丈夫?」より「大丈夫よ」

相手がものを落としたり、レストランで腕が当たってこぼしてしまうこと、ありますよね。そんな時は「大丈夫?」と聞くよりも「大丈夫よ」と言いましょう。「大丈夫よ、これを使って拭いて」と、相手を安心させるニュアンスでいいましょう。高感度アップです!

3. ヒザにすき間をつくらない

指先や脚、脇に隙間があるのは安静的です。女性であるならば、すき間をつくらず、脇を寄せているだけで女性的なシルエットになります。普段から常に意識しましょう!

4. 育ちがいい人の必需品は?

やはりハンカチとティッシュは必ず持ち歩きましょう。また、お懐紙も、この本では何度も登場するアイテムです。いざというときに使えます。

現在はコロナウイルスの影響もあり、外出先のお手洗いで、乾燥機が使えないところがほとんどです。そのせいか、服で手を拭く方を私自身何度も見かけます。 常にハンカチ、ティッシュは身につけておきたいですね。

5. 香水はウエストより上につけない

現代では「いい香りのするもの」で溢れていますよね。香水はもちろん、ヘアコロンや柔軟剤。イヤな臭いがするよりかはいいですが、それもTPOに合わせ、つけすぎないことが大切。特にレストランに行った際、味はもちろん、香りも楽しみます。そんなときに香水の香りがぷんぷんしていては、せっかくのお料理が台無しになってしまいます。最近では「スメハラ」という言葉まで登場しましたよね。香水は女性の魅力を引き立てるアイテムでもありますが、TPOに合わせるようにしましょう。

「育ち」は習慣化すればいい

全部で257項目もあるこれらをいますぐに実践できる人は少ないでしょう。しかし少しずつ、普段1人でいるときでも訓練をして習慣化してしまえば、自然な振る舞いができるようになります。

読了して…

私もこの書籍を読んだことで、ふるまい・食事・公共でのマナーをより意識するようになりました。ふと、何も考えずに食事をすると、ちょっとしたお茶碗の持ち方や食べ方のクセに気付きます。この気付きが大切で、それを改善しようとする意識が大切だと感じました。ですから、「育ち」は今からでも変えることができるのです。

最終的に「気を抜いている時」に美しい所作ができるようになれば本当の「育ち」を手に入れることができるでしょう。

女性にとってこの1冊は、必ず手元に置いておきたいですね。


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