第13回 操れない重心
【 今回の概要 】
• 重心とは物体の重さの中心点であり、
計算によって求められるもの。
• 音楽表現において、
「重心を上げる」「重心を下げる」などの
指示がよく使われる。
• 実際には重心そのものを
直接動かすことはできない。
• 重心を意識することで、
身体の特定の部位の動きが促される。
• 重心の変化は
身体のパーツの位置変化によって
結果的に起こる。
• 指導者は「重心」という言葉を使って、
複雑な体の動きや姿勢を
簡潔に伝えようとしている。
• 重心の概念を理解することで、
より効果的な音楽表現や身体の使い方が
できるようになる。
• 重心を意識した指導には問題点もあり、
具体的な動きの指示が重要。
音楽表現、特に歌唱や楽器演奏において、
「重心を上げて」「重心を下げて」
といった指示がよく使われます。
その一方で、
重心とは、
物体の重さの中心点を指す
「計算から求められる」1点です。
この「重心」という言葉の本当の意味と、
それが音楽表現にどう関わるのかを
理解することが重要です。
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