頭が天井から吊られるように!
歌のレッスン等において
「頭が天井から吊られるように!」と
指導されたことはありませんか?
そしておそらく、
「何となくは解るのだけど、
天井から吊るされるイメージって、
いったい何を意味しているのだろう…」
と思ったのではないでしょうか。
確かにイメージワードの通りに ”何か“ をすれば
良い声になったり思い通りに弾けたりするけれど、
「結局私の中で何が変わったのだろう?」
なんて不思議に思ってしまうものです。
しかし、冷静に考えてみると、
そのイメージワードによって
身体の中で ”何かが変わった” からこそ
「声や音が変わった」はずですよね。
いきなりミラクルが起きて、
「口から出てきた声が
キラキラっと色づけされて、
思いがけず良い声になりました!」
なんて絶対に無いわけです(笑)
(良くは解らない)イメージワードによって
「身体の使い方が変わった」から
声や音の表現が変わったのです。
ということは、
そのイメージワードによって引き起こされた
↓
「身体の使い方を変えた ”何か” 」が分かれば、
↓
“再現性のある練習” ができますよね!
“繰り返し” 良い声を手に入れることができますよね!
という事で、今回は
「頭が天井から吊られるように!」
をみてまいりましょう。
…でも実際に天井から吊られたら、
ちょっとした事件ですよね。
メガネをかけた赤い蝶ネクタイの少年が出てきて、
「真実は割と2つ」なんて言い始めかねません。
では実際に
このイメージワードによって
【 何が変わるのか 】
今回の記事では
・頭の骨
・背骨
・肋骨
・お腹
の4つにつきまして
わかりやすく解説申し上げます。
詳しく学ばれたい際に
インターネットで検索なさる場合は、
・頭の骨 → 神経頭蓋(しんけいとうがい)
・背骨 → 脊椎(せきつい)
・肋骨 → 胸郭(きょうかく)
・お腹 → 腹壁(ふくへき)
と検索していただくと
より詳しく学んで頂けます。
それでは、これらの4つの場所が、
「頭が天井から吊られるように」
のイメージワードによって、
音楽表現に対してどのような影響を及ぼすのかを
一つ一つ考えてまいりましょう。
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