徒然マーフォーク38~マーフォークの神が疑いようのない神で歴史が動いた日~
みなさま、こんにちは
ハガーでございます
突然ですが、マーフォークの神と聞いてみなさんはどのカードを想像しますか?
これまではマーフォークが生息しているであろう海から、「海の神、タッサ」を神として崇めているマーフォーク民が多数生息しておりました(多分)
ただ海という括りの神で真にマーフォークの神かというと少し怪しい部分もあったのですが、前回の記事でも紹介した通り、現在絶賛プレビュー中のモダンホライゾン2のヒントで「Merfolk God」という一文があったのはみなさんご存じのはずです(前回記事参照)
今回のモダンホライゾン2、マーフォーク的にかなりプレイアブルなカードが収録、再録されていて若干情報量にやられていました(これについても次回まとめる予定)
ただ、我々の本命はマーフォークの神
プレビュー開始から毎晩毎晩、今か今かと待ち構えていました
なんかとんでもない文字数のカードやらコンボ持ってくる気まんまんの人間やら、タップインとはいえ2色のアーティファクトランドなどなど、だんだんモダンホライゾンの真の姿(闇)を表してきたなぁと頭を抱えていた本日朝、ついにその情報がやってきたのです。
神様が降臨なさったぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
確定する前、最初の情報個人のツイートだったのでフェイクの可能性もあったのですが、寝起きでこのカードを見た瞬間一発で目が覚めました
先に私の見解を述べますが、この神様ヤバいです
能力を1つずつ見ていきましょう
3マナパワー3タフネス4
おいおい2/2じゃなくていいのか!!!???ってくらいスタッツが高いです(皆さん安心してください、他でもないマーフォーク使いたちが一番動揺しています)
特にタフネス4が稲妻や神々の憤怒から耐えられるサイズ、これは開発にマーフォークスキーがいるな(確信
テーロスの神サイクルにあるような信心での権限はなくこれ単体での攻撃が可能なので後述する全除去を耐えた後単独で殴りに行けるデザインは相当強いです
もちろんマーフォークなのでロードの恩恵も受け、パワー4~6くらいの高打点を島渡りで叩き込むことが可能です
ただ、そこは神様
これだけでは終わりません
あなたが他のマーフォークを2体以上コン卜ロ一ルしているなら、これは破壊不能を持つ
除去耐性!!!!!!!
2体以上っていうのが絶妙で、自身が3マナで3ターン目に出すときには1~2マナのクリーチャーが2体並んでいることはよくあります(むしろ並んでいないとまずいような・・・)
順番に唱えていけば破壊不能がついた状態で降臨されるというまさにマーフォークの信心の高さが伺えます
至高の評決のような全体破壊に対してもこの神様のみ残り、後述する能力で再展開が容易になります
これが攻撃するたび、カードを1枚引く。
攻撃誘発!!!!!!!!
ここがかなり目を疑ったところなのですが、カササギ能力(戦闘ダメージが通ったらドロー)ではなく攻撃誘発なのです
なぜ疑ったかといえば、マーフォークには霊気の薬瓶があるからです
バイアルが2で立っている状態で神様が攻撃します、誘発でドロー、もしここでロードを引いた場合ダメージ解決前にバイアルから出して強化することが可能です(他にもペテン師でブロック不可にさせたり、マーフォーク1体のところから展開して破壊不能をつけたり・・・)
このドロー系の殴り役はこれまで密輸人の回転翼機が担っていたのですが、マーフォークであること、ルーターでなくドローであること、除去耐性があることなど踏まえると悲しいですがお役目御免に・・・
あなたがコン卜ロ一ルする他のマーフォークは護法(1)を持つ
除去耐性の付与!!!!!!!!!!(情緒
護法の定義はこちら
護法-[コスト] / Ward - [cost] は、「このパーマネントがあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが[コスト]を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す」を意味する。
(M:TG Wikiより)
神様が降臨しているとき、他のマーフォークを対象とする呪文や能力は1マナ余計に払わなければならなくなります
自身の条件付き破壊不能も相まってかなりガードが固くなります
特に恨みはないのですがバーンや果敢などはぜひとも頭を抱えていただきたい(小声
たまにでいいので彼のことも思い出してあげてください・・・
というわけで今回登場した新しいマーフォークの神がいかに強いカードか自分なりにまとめてみました
伝説という縛りはありますが、否定の力などのピッチ呪文があること、3ターン目に確実に出したいことを踏まえてデッキに4枚採用してもいいのではないかと考えています
スタッツの高さを生かした青緑、線の細さをカバーしリソース回復が染みる青赤、再録・新録でより柔軟性が増した青単などどの色にも採用が見込めそうですね
前回紹介したリシャーダの荷運びも含めて、モダンホライゾン2の登場でマーフォークの歴史は大きく動くことになりそうです
早く手に入れて大会へ・・・と今これを書いているところにWPN店舗イベントの延期が6/30(水)までと決まりました
これだけは致し方ありませんね
しかし、この神様の後輪を受けて世のマーフォーク使いの皆様のデッキがどう構築されるのか今から楽しみで仕方ありません
それではみなさん、よき部族ライフを
おまけ
初出が中国語(?)だったのでカード名がわからなかったのですが、英語表記が出て色々分かったことがあるのでちょっと追記
名前シンプルでカッコいい!!!!!
「海と空の神、シヴィエルン」でしょうか
最初は勉強不足でシヴィエルン・・・?ってなっていたのですが、有識者のツイートで過去のストーリーに出てきた人物(?)だったので調べてみました
シヴィエルン/Svyelun
シヴィエルン/Svyelunは、ヴォーデイリア/Vodaliaのマーフォークの信仰する女神。ヴォーデイリア初期には”真珠の月の女神(goddess of the Pearl Moon)”として崇められたが、後により抽象的な意味合いを持つ信仰対象とされた。
(M:TG Wikiより)
フォールン・エンパイアで舞台となったサーペイディアという大陸にあるマーフォークの帝国ヴォーデイリアで信仰されている女神様だったんですね
もしかしてプレビュー前のヒントでピンときていた有識者の方もいたのでは・・・?(すごい)
私はただ興奮していました
こういう昔のストーリーだけとか一部のカードで登場していたものが現代によみがえるのはテンションが上がりますね
マーフォークの神が来るのだから他の新しいマーフォークも登場しないかなーと残りのプレビューも楽しみに観測していきます