水星 乙女

リケジョが鑑賞の感想をnote🗒️に綴ります。 たまに小説書いたりクリエイティブなことも ✴︎好きなこと|ドラマ(韓流多め)・映画・舞台・美術鑑賞、旅行、香り系、夜空、オタ活

水星 乙女

リケジョが鑑賞の感想をnote🗒️に綴ります。 たまに小説書いたりクリエイティブなことも ✴︎好きなこと|ドラマ(韓流多め)・映画・舞台・美術鑑賞、旅行、香り系、夜空、オタ活

マガジン

  • 短編小説『タバコと口紅』

    初めて小説というものを書きました。12年前の構想をやっと形に。 あらすじ 「生きやすい世の中ってどんな世界だろうか。 嬉しい、悔しい、悲しい、楽しい…。この世は感情で溢れている。 もし感情というものがこの世界からなくなれば、人は生きやすくなるのだろうか? 感情の海に溺れ、本当の自分を見失った女は、いつしか感情のない世界で生きたいと願うようになる。そして、ある男との出会いをきっかけに世界は一変するが…。 唯一、心を通わせ、感情を共有し合うことのできる女と男。無機質な世界での出来事を通じて、“この世のあるべき姿“を探しを始める」

  • お絵描き

    頭に浮かんだものを気ままにお絵描きします

  • 鑑賞の感想

    舞台・映画・ドラマ・美術などに触れて見て、五感で受けた刺激を文字にして綴ります。

  • 乙女の日記

    「あ、これ書こう」と思ったことをゆるーく綴ります。

最近の記事

  • 固定された記事

初めて短編小説を執筆してみて思ったこと

やってみるか! 職場でnoteを使ってブログのようなものを書いているのですが、そこで『創作大賞』の存在を知り、 「そういえば…」 と思ったわけです。 約12年前、小説を書こうと思い立ってキーボードを打ち始めたことを。 だけど当時は、継続することができませんでした…。 それで、お蔵入りさせていたのです。12年も(笑) で、奇跡的にデータが残っていたので、 「これは続きを書くしかない!」 となったわけです。 執筆中の出会い 大まかなストーリーは頭の中にありました。 でも

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初めて短編小説を執筆してみて思ったこと

マガジン

  • 短編小説『タバコと口紅』
    9本
  • お絵描き
    2本
  • 鑑賞の感想
    2本
  • 乙女の日記
    1本

記事

    今、金沢出張中です!街並みが美しく癒されます☺️ 国内観光も良いですね♪

    今、金沢出張中です!街並みが美しく癒されます☺️ 国内観光も良いですね♪

    昨晩観てきましたよ、Back to the future!! ロンドンのミュージカルがスケールが大きくてやっぱり良いですね👍また詳しく感想を書きたいと思います!

    昨晩観てきましたよ、Back to the future!! ロンドンのミュージカルがスケールが大きくてやっぱり良いですね👍また詳しく感想を書きたいと思います!

    公園でランチ🥯。ロンドンにしては天気はそんなに悪くないです。せかせかした人が一人もいない、それぞれの人生をエンジョイしている感じが好きです。

    公園でランチ🥯。ロンドンにしては天気はそんなに悪くないです。せかせかした人が一人もいない、それぞれの人生をエンジョイしている感じが好きです。

    ロンドンまだ肌寒いですね。 せっかくだから何か舞台観て帰ろうかな。。

    ロンドンまだ肌寒いですね。 せっかくだから何か舞台観て帰ろうかな。。

    今日からしばらく日本を離れて現実逃避します〜🇬🇧五感を鍛える旅です。

    今日からしばらく日本を離れて現実逃避します〜🇬🇧五感を鍛える旅です。

    鑑賞の感想 vol.2 | 舞台『あのよこのよ』

    これまた2ヵ月ほど前、舞台『あのよこのよ』を観てきました。 この舞台の時世は江戸幕末から明治初期なのですが、何か今世に通じるものがあったので、今回も感想を綴ってみようと思います。 作品の紹介HPリンクを貼っておりますので、あらすじやキャストさんなどはこちらをご覧ください。 感想今、どの世にいるんだっけ? 「“あの世”と“この世”って実は共存しているのかも知れない」 これが幕が降りて、最初に考えたことでした。 この舞台の主人公(浮世絵師)は、眼鏡をかけている時はあの世(

    鑑賞の感想 vol.2 | 舞台『あのよこのよ』

    何だかいろんな方にフォローいただいて嬉しい限りです(´∀`) 口に出さなくても頭に湧き出てくる感情を自動的に文字起こししてくれる機械があったらいいのに…

    何だかいろんな方にフォローいただいて嬉しい限りです(´∀`) 口に出さなくても頭に湧き出てくる感情を自動的に文字起こししてくれる機械があったらいいのに…

    鑑賞の感想 vol.1 | 舞台『ハザカイキ』

    もう2ヶ月前になりますが、舞台『ハザカイキ』を観に行きました。 これまで色んな舞台を観てきましたが(と言っても、頻度はそんなに多くないですが…)、この舞台は見終わった後に思うことが色々あったので、感想を綴ってみようと思います。 作品の紹介HPリンクを貼っておりますので、あらすじやキャストさんなどはこちらをご覧ください。 感想“時代” 私が思うこの舞台のテーマは“時代”だったのかなと。 (端境期(ハザカイキ)というタイトルなので、時期のお話なんだな〜と言うのは何となく読み

    鑑賞の感想 vol.1 | 舞台『ハザカイキ』

    タバコと口紅(最終話)

    最終話日曜日の朝。 「快晴で良かった」 化粧室の鏡の前、今日塗る口紅の色は、彼が私に似合っていないと言ったあの色。 最寄り駅で待ち合わせ。 彼はタバコを片手に私を待っている。 すでに待ち合わせ時間は過ぎている。でも私は遠くから彼の姿を心に刻むことにした。 「お待たせ」 「おう」 彼はそう言って、タバコを吸い殻に捨てにいく。 彼は振り返って私の顔をみて、唇に目線を向ける。 「その口紅…まだ持ってたんだ」 「うん。でもこれも持ってる」 私はいつもの口紅をカバンから出して、彼

    タバコと口紅(最終話)

    タバコと口紅(第八話)

    第八話次の日曜日までの1週間、私たちは毎晩いつもの公園でビールとタバコを片手に何でもない会話を繰り返していた。 「ねえ、初めて私たちが出会った場所、あの無人駅があるところに行ってみない?」 「え、何で?」 「何となく…あそこで私たちが出会っていなければ、今頃どうなってたんだろうって思って…」 「後悔してる?俺と会ったこと」 私はただ笑って返事をした。 土曜日の朝。 テレビの中のお天気お姉さんは晴れの予報を伝えてくれている。 私は一人で電車に乗り、あの日と同じ路線であの場

    タバコと口紅(第八話)

    タバコと口紅(第七話)

    第七話家に上がると、男の母親は温かいコーヒーを私たちに出してくれた。 全員が椅子に座ってもすぐに会話は始まらなかった。 沈黙の中、時計の針の音だけが部屋に響く。時間は確かに進んでいる。けれど、男の時計だけは当時に遡っているのだろう。 「あ、私ちょっと外散歩してきます」 「いや、俺が」 男は私の腕を掴み、席を立った。 男との過去にあんなことがあって、それに見知らぬ女が目の前に一緒にいる。 本来なら門前払いも当然な状況なのに目の前にコーヒーがあるのは、私がこの世界を望んでしま

    タバコと口紅(第七話)

    タバコと口紅(第六話)

    第六話いつものベンチに、何も言わずに私の横にスッと座る男。 「もしかして、私忘れ物してなかった?」 「ああ、口紅?部屋に置いてある」 「そう…」 男はタバコを取り出して吸う。私はビールを一口。 「今日、実家に行った」 少しの沈黙の後、あの写真が頭に浮かんできた。 「母さん、母親に会った。というか、遠くから見ただけ」 「そっか…」 どうだった?とか、声かけなかったの?とか、そんなことを聞きたいとは思わなかった。感情のない世界に変わった今、本当が見えないと分かっていて声なんて

    タバコと口紅(第六話)