ファンシーペーパーって何だろう?
こんにちは!
デザイン会社のマーキュリー・アドnote担当です。
今までファンシーペーパーについて紹介してきましたが
今回はそもそもファンシーペーパーって何?ってところから説明したいと思います。
「ファンシーペーパー」とはどんなものなのか、どんな時に使うのか、分かりやすくお話ししてみたいと思います。
ファンシーペーパーって何?
ファンシーペーパーとは、一般的なコピー用紙や印刷用紙とは違い、高級紙や特殊な素材で作られた用紙や特別な加工やデザインが施された紙のことです。普通の紙では表現できない質感や色味を持っていて、見た目や触り心地がユニークなものが多いんですよ。使い方次第で、印象的なデザインやメッセージを伝えることができるんです。
また、呼び方にもいろいろあります。
特殊な紙が多いので「特殊紙」とも言われますし、優れた紙ということで「ファインペーパー」とも言われます。
では「ファンシーペーパー」ですが、
特種東海製紙の造語で、「欲」しい「ファン」から名付けられたのが由来だとか。
どの呼び方でも間違いはないですが今回はファンシーペーパーで統一して説明していきます。
ファンシーペーパーのと呼ばれる紙の特徴
1. 質感
ファンシーペーパーの魅力の一つはその質感です。エンボス加工や型押し、ザラザラした表面など、触ったときに独特の感触を楽しむことができます。
2. 色合い
豊富なカラーバリエーションを誇るファンシーペーパーには、金や銀、パールのような光沢を持つものもあります。これにより、視覚的にも非常に魅力的な紙となります。
3. 模様
紙自体に美しい模様が施されているため、デザインの一部として活用することができます。これにより、印刷物全体に統一感や特別感を与えることができます。
4. 仕上げ
マットや光沢、半光沢など、多様な仕上げが可能なファンシーペーパーは、用途やデザインに応じた選択肢を提供します。
ファンシーペーパーのメリットとデメリット
【メリット】
視覚的なインパクト: ファンシーペーパーは、その独特の質感や色味によって、通常の紙では得られない視覚的なインパクトを与えることができます。デザインの一部として紙自体が主張するので、印刷物全体が印象的になります。
特別感を演出: 例えば、結婚式の招待状やブランドの高級パンフレットなど、特別なシーンにぴったりの雰囲気を作り出すことができます。紙そのものが持つ高級感や個性が、受け取る人に「特別感」を与えます。
手触りの楽しさ: ファンシーペーパーは、手に取ったときの触り心地が非常に豊かで、これも大きな魅力の一つ。視覚だけでなく、触覚でもその質感を楽しむことができます。
【デメリット】
コストが高い: ファンシーペーパーは、特別な加工や素材を使っているため、普通の紙よりも価格が高めです。大量に使用する場合や、予算が限られている場合には、コストが問題になることもあります。
印刷が難しい場合がある: 一部のファンシーペーパーは、特殊な質感や加工のため、通常の印刷方法では対応できないことがあります。そのため、印刷業者に依頼する際に、対応可能かどうかを確認する必要があります。
取り扱いに注意が必要: 柔らかい紙やデリケートな加工が施された紙は、傷つきやすかったり、汚れが目立ちやすいことがあります。特に大量に扱う場合は、取り扱いに注意が必要です。
ファンシーペーパーの使い道
ファンシーペーパーは、その独特な見た目と質感から、以下のような用途に利用されることが多いです
招待状やグリーティングカード
特別なイベントやお祝いのためのカードに使用され、受け取る人に特別な印象を与えます。
高級包装紙
ギフト包装や高級商品パッケージに使用されることで、商品の価値を一層引き立てます。
名刺
印象に残る名刺を作成するために利用され、ビジネスシーンでの第一印象を強化します。
会社案内やパンフレット
企業のブランドイメージを高めるために、高級感のあるファンシーペーパーが使用されます。
商品カタログ
特別感を演出するために、ファンシーペーパーが利用されることがあります。特に高級ブランドや限定商品を紹介する際に効果的です。
アルバムやスクラップブック
デコレーションや背景として使用され、思い出を美しく彩ります。
まとめ
「ファンシーペーパーって何だろう?」と思った方、少しはイメージが湧きましたでしょうか?ファンシーペーパーは、その多様な特徴と用途により、特別な印刷物や製品を作り上げるための強力なツールです。これを使えば、伝えたいメッセージがより一層引き立つこと間違いなし。
紙を選ぶときは、ぜひファンシーペーパーを検討してみてくださいね!