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勝手に人材ビジネス必読シリーズ・その2『自分の小さな「箱」から脱出する方法 』アービンジャー インスティチュート著

※その1はこちら。

仕事がら、よく人材ビジネスに携わる方と食事に行きます。

今回は、『自分の小さな「箱」から脱出する方法 』を紹介します。

この本は、渋谷のガード下にある『やまがた』という行きつけの安居酒屋で、人材ビジネスにおけるマーケティングを創ってきた先輩の鈴木康考さんから大盛り上がりしている最中に教えていただいたものです。

ちなみに『やまがた』には、わたしのまわりの方が毎週だれかしらいて、わけのわからない話を語っています。それを『やま語る』と言います。

「あれだよ、平田さん、これ読んでみるとよいですよー!」と、いつも気さくな鈴木さん。

わたしは自己啓発本というものがあまり好きではないので読まないのですが、「この人は」という方から勧められたものはその場でamazon購入するようにしています。

この習慣は、曽和利光さんから学びました。勧められたら、躊躇せず目の前でポチる。これの習慣ってイキだなと思います。

以前、恵比寿のバーに連れて行ってもらったときに、曽和さんはかなり酔いながらもポチっていました。もしかして酔っていたから即ポチだったのかもしれないんですけどね。わたしも当時何を曽和さんにすすめたのか全く覚えていません。

この本の内容としては、或る企業に入社して鋭意辣腕を振るおうとしている管理職が、人的関係のなかで課題を感じ戸惑いながらも、ビジネスにとどまらず、物事の課題解決の本質は自分の言行にあると理解するというものです。

全編物語調なのでとても読みやすく、数時間で読める内容です。

自分がよかれと思っていることは本当に相手のことを思ってよかれと思っているのか?

誰かと政治的にもめてしまっているなか、その原因を相手に求めていないか?

相手をモノとしてみていないか?


と、特にマネジメント層の方にとっては役に立つ本かと思います。

人材紹介ビジネス従事者、人材派遣ビジネス従事者、人事採用担当においても、この本にかかれた、

「自分が小さな箱に入っている状態」

「相手が小さな箱に入っている状態」

を客観視できるだけで、いままで見えなかった次のステージに行けるのではないかと思います。

と、いうことで、『自分の小さな「箱」から脱出する方法 』 おすすめです。

わたしの周りの方は人材ビジネス界隈が中心ですがもう10人ちかくが買って読み終わったとのことで、どこかで、この本の感想をもとに読書会を企画したいと思います。

※勝手に人材ビジネス必読シリーズですが、ほかにもおすすめの本があればみなさん、コメントかメッセージで教えてください!

ではでは。

※その1はこちら。

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ひらたつよし
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