海外留学体験記 #7 ランキング大好きイギリス人
ブリティッシュ ベイクオフという料理バトル番組ご存じでしょうか?
アマチュアの料理家が腕を競い、勝ち抜き、最終的に優勝者が決まる番組なのですが、折に触れて本日のランキングを発表します。
例えば、7人挑戦したら審査の後、今日の7位は、6位は、、と順にナンバーワンまで発表して行くのです。
私はこれを見て、いつも思う事があります。それはランク付けが好きだなと感じる事。これはテレビ番組だから盛り上げるために一役かっているかも知れませんが、私の経験上、イギリス人は成績発表ランキングが好きです。(いや、元へ。好きかどうかは知りません。私の感想です)
あるイギリスの専門学校の短期コースを受講したことがあるのですが、最終日、修了書をもらう打ち上げ、というかパーティーというか、集まりがあったんです。そこで普通に証書を渡されるのかと思いきや、先生が入って来ると、いきなり「これから皆さんに修了書をお渡しします。おーっと、順番に並べるの忘れてた!はい!整いました!それでは成績最後から順番にお渡しします。ナンバー10!
〇〇さん、」
と始まったわけです。そしてナンバー3!になるといよいよ盛り上がり、
1位では口笛も鳴らしーの、ウェイウェイひやかしーので拍手喝采でした。
成績が良いわけでもなく、心の準備も出来ていなかった私としては冷や汗ものでしたが、それを嫌そうにしている人もいなかったのでこれが普通なのでしょう。
国によって捉え方はとても違いますね。シャイな日本人(私)は成績ぐらいそーっとしておいて欲しいと思いました。
あと、イタリアの場合ね、大学入試結果ですが、普通に掲示板に名前とその横に可か不可かを書かれて貼り出されていました。
要するに誰が見てもあのコ受かった。あのコ落ちたワとわかるワケです。
外国人枠は貼り出されていたかちょっと覚えていないのですが、(合否が決まる日にち以降の指定された日に事務局に並んで一人ずつ結果を聞くことになっていたので、その後、貼り出されていたのかを知りません。)
高校の同科からの繰り上がり試験を受けた人の結果はバッチリ貼り出されていました。これも結構酷な気がしたのは私だけかな?でもこういう1つ1つが海外留学。
そして冷静に考えてみると、たとえ成績悪くても恥ずかしいことではない。
ここでしか出来ない経験。海外留学をお考えの方は予期せぬ度胸試しにご用心です。