merci_chiko

日々のことをつらつらと。 「ホントノトコロ」をきちんと記録。 いろんな意味の”おなかいっぱい”を求めて。 美味しいもの、ファッション、アート、音楽、本。アンテナはいつもフル稼働で。

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最近の記事

見た事のない笑顔

「人の最期の表情は、その人の生き方が表れる」 看護師をされている知人に教えて貰った言葉だ。 家族や知人が頻繁にお見舞いに来る人、入院以降全くお見舞いが来ない人。 最期の表情は全く違うとのこと。彼女は言う。「お見舞いが来る来ないも、結局はその人の生き方の結果」だと。 10月某日、祖母が97年の人生を終えた。 ここ数年は施設で生活し、最後は眠るように旅立った。老衰だ。 亡くなる数日前、もう危ないかもしれないと施設から連絡があり、親族が集められたけれど、普通に会話もし呼びかけに

    • 全く嬉しくない”デビュー”

      2024年も残り2ヶ月となったにも関わらず、秋らしさも感じない。 残暑がダラダラと続き、未だ衣替えもせず半袖で過ごしている。 大好きなスウェットは、いつになったら着れるのだろうか・・・・。 これまで「流行り病」には無縁だった私。 インフルエンザ・O-157・ノロウィルス。そしてコロナ。 ワクチン接種もせず、「今回も大丈夫そうだ」と呑気に生活していた。 そんな9月下旬。毎年恒例の「喉の痛み」がやってきたのだが、例年と少し様子が違っていた。微熱が続き、背中の節々の痛みが伴ってい

      • 自分でも不思議な「判断基準」

        とある日のできごと。 仕事上で、長い間付き合いのある人(異性)と、ライブに行きその流れでご飯に行く機会があった。面識もあるし、何度も話したことのある人なのだが、完全プライベートで会うのは初めてだった。合流した時にも、少しの違和感はあったけれど、そんな違和感はすぐに無くなり普通に話し始めた。 先にグッズを買っていた彼に、「やっぱりコレにしたんや。可愛いよね。見せて!」と言う私。飲み物を買い行った時、「好きなの選んでええよ」と言ってくれた彼に、「やったーありがとう」と言う私。ラ

        • 自由に踊ろう!

          「梅雨」 例年より遅れ入るようだが、もうそろそろやってくるのだろうか。 洗濯物も生乾き、皮膚の治安も悪くなる、湿度高めのムッとした空気。 身体的、精神的に辛くなるこの時期をいかに心地よく過ごせばよいのか、毎年考えているのだが、どうにもうまくいかない。何か良い方法はないものだろうか。こんな時は、気持ちが上がる音楽でも聴きながら過ごすのも、1つの方法かもしれない。 昨年、「きっと好きやと思うわ」と教えて貰って聞き始めたアーティストがいる。Spotifyで検索して数曲聞いただけで

          なんでも食べましょう。よく噛んで。

          大人になって出来るようになったことはいくつかある。 そんな中でも一番良かったと思うことは、「ご飯の上に何かがかかっている食べ物」が外食でも食べられるようになったことだ。 「ご飯の上に何かがかかっている食べ物」とは、カレー・どんぶりがそれに該当する。幼少期から、家では好んで食べていた料理なのだが、何故か外食すると、ほぼ100%の確率でお腹を壊す。理由は何かと親に相談した結果、即答で「早食いやろ?」と返事がきた。 確かに、家でも早食いだったことから「ちゃんと噛んで食べなさい」と

          なんでも食べましょう。よく噛んで。

          今年も来た。招かれざるモノ。

          気付けは、2024年も6か月目を迎えている。時間の経過が早すぎる。 今年もやってきた「5月病」。 「毎年恒例」と言えば花粉症やインフルエンザが有名だが、これらにかかったことは一切ないのに、「5月病」だけは毎年やってくる。 且つ、今年は通常よりも酷い・・・。老いのせいなのか?なんなのか? 「いつもより酷い」と気づいた理由がいくつかある。 ・すべての事が「めんどうくさい」 ・「やる気」って何? ・とにかく眠い。どれだけ寝ても眠い。 ・今まで気にならなかった事が、目に付いたり、

          今年も来た。招かれざるモノ。

          「新しい友達、欲しい?」

          「新しい友達、欲しい?」 先日、友達とご飯を食べた後にお茶しながら話していた時、私の口から咄嗟にでた言葉だ。友達が「社会人生活20年、その間、新しい友達が1人もできてないという状況、やばくない?」と話し始めたのがきっかけだ。 彼女は、学生の頃は自分の感情に素直な人で、だれにでも興味があれば積極的に話しかける人だった。生粋のジャニオタだった事から、大学卒業後、関東圏で生活し数年後関西に戻ってきた。追っかけ生活を謳歌していた彼女だが、コロナが始まり、ライブも無くなり、推しグル

          「新しい友達、欲しい?」

          似ている2人

          世界的メジャーリーガーの結婚報告で、「相手は誰だ?」とSNSを賑わせ、正式に発表されたお相手を見た時、「2人似ているな」と感じた。 「似ている」というのは、中身の話では無く、外見や雰囲気の話だ。 以前、「仲良い2人は外見や雰囲気が似ている」という誰が言ったか忘れたが聞いた事があり、その言葉が何故か印象的で、今もなお頭の片隅に残っている。道行くカップルを見ていると確かに似ている2人が多いなぁと感じる事がよくある。「似ている=長続きする」とは言えないけれど、やはり自分と似た雰囲

          似ている2人

          性別関係なく好きなモノを纏う

          2024年が始まってアッという間に3か月が経過しようとしている。 年々、月日が経つのが早いなと実感する。 この3か月間に何かあったか?と自問するも、特に何も無く。 ただ、昨年末から再燃した「読書熱」に従うように、週一ペースで本屋に行き、せっせと読み進めているそんな日々が、今もなお続いている。 とある日、春物散策に出かけた。 以前からメンズの洋服を着たりしていたので、その日もメンズのフロアを見ていた時だった。とあるお店の店員さんから「男性へのプレゼントですか?」と突然聞かれた

          性別関係なく好きなモノを纏う

          最期

          どうしても記録しておきたかったこと。 2023年も終わろうとしていた寒い日。 世界的に認められたポン・ジュノ監督の作品「パラサイト」に出演されていた韓国でも有名な俳優イ・ソンギュン氏が、自ら人生に幕をおろした。 昼休みに何気なくみていた携帯のnewsのトップ記事として流れてきた時、1人だったけれど「え?」と声が出てしまい、泣きそうになった。 私は彼の出演作品を見た事は無く、よく見ていたバラエティー番組にゲスト出演されていた。第一印象はとても優しそうな人だった。 最近

          辛い事も、時に良いきっかけとなる

          2023年も残り1日となった。 今年は、仕事もプライベートも大荒れな1年だった。 職場環境がガラリと変わり、その影響で体調を崩し、プライベートでも考える事が多かった。今まで当たり前のように考えていた事に疑問を抱くようになって、「自分」というものが分からなくなった。 しかし、これらが全て良いきっかけになったと今は言える。 「自分は自分に正直なのか」 この問いに対して、力強くYESと言えない。 そして「自分らしく」「自分を最優先で」「自分の好きなように」と周囲に言われても、そ

          辛い事も、時に良いきっかけとなる

          大人の「ズル休み」

          「あれ、起きれない・・・」 こんな現象は初めてだった。 連休明けの仕事は確かに億劫ではあるが、「エイヤッ!」といつもなら無理矢理にでも起きることができるのに、今日に限っては全く起きれないのだ。その上、言葉では表現できない「違和感」が凄かった。 昨日の事が影響しているのか。それとも日々のストレスなのか。 うむと考えても正確な答えは見つからず。どうしたもんかと悩む。 数分考えた末に出たのは、「この調子だと出勤無理だな」ということで、今まで使わなかった手段を使った。 「ズル休み

          大人の「ズル休み」

          ”人見知りの極み”でも得られるモノ

          10月に入った途端に涼しくなった。 夏が苦手な私にとって、待ちに待った秋が来た。 毎年、秋は短い。知らぬ間に冬になる。 短い秋の期間を堪能したいと思う。 自分にとって、久しぶりに「刺激」のある日だった。 前日からなんとも言えないぎこちなさと、違和感があった。これは一種の「緊張」からくる症状の1つだ。そして今日、昨日から続く違和感がピークをむかえ、待ってましたとばかりに吐き気が来た。 私は、酷い人見知りだ。 年々酷くなっているように思う。職場の新入社員や研修生が来ただけで

          ”人見知りの極み”でも得られるモノ

          どこまで距離、縮めたいですか?

          朝晩がすっかり涼しくなった今日のこの頃。 あっという間に9月も終わる。残り3か月、早いものだ。 推しが入隊した。入隊前の表情も、相変わらず優しさに溢れていた。 好きなアイドルやアーティストに近づきたいと思うのは、ファン心理としてあるだろう。ただ、その「距離感」というのは人それぞれ違う。 椎名林檎、藤井隆、川谷絵音、江沼郁弥。 この4人は私が長年崇拝しているアーティストなのだが、会場の大きさは違えど、ただ生で見れるだけで「ありがたや、ありがたや」となる。しかし、中には、「もっ

          どこまで距離、縮めたいですか?

          長期よりたまの休みが良い・・・かも。

          朝、窓を開けた瞬間に、「秋はどこ?」と口から出てくるぐらいの暑さに完敗し、普段昼からしか付けないエアコンを朝からフル稼働させた。 昨日、旅から帰宅したこと、睡眠がうまく取れなかったことも相まって、気怠さが残る中、洗濯機をフル稼働させた。 月曜日から始まった遅めの夏休みも明日で終わる。 長期休暇になると、食生活も乱れ、こう暑い日が続くと家から出るのも億劫で部屋にこもりがちになる。仕事に追われる日々を過ごしていると「あぁ、長期休み欲しい」と考えるのに、いざ与えられると何をしたら

          長期よりたまの休みが良い・・・かも。

          思い出は「ご飯」と共に。

          何気なく過ごしている「ご飯を食べる」ことについて、ある日ふと思った。 韓国では、挨拶の一つとして「ご飯食べた?」と聞く。それぐらい「食事」が大事な事の1つとなっている。「ひとりご飯」ではなく、「誰かと一緒にご飯を食べる」が当然の文化だ。私はこの文化が好きだ。「食事」が生活する上でとても大事だという理由もあるが、「誰かと一緒にご飯を食べる」ことで相手との関係性が1歩、いや0.5歩ぐらい近くなる。そして、相手を知ることができて関係性も少し深くなるような気がするからだ。ただし、ど

          思い出は「ご飯」と共に。