猫のはなし(ロシアンブルー)❹
初めて飼ったロシアンブルー(メル)の はなし です。現在14歳。
今日も何も計画のないまま書き進めていきますので、どんな はなしが飛び出してくるやらです。
=お風呂って入れるの?
よく犬はシャンプーしてきれいにブローされているのを見るが、猫はどうすればいいの?
まだ5か月くらいのころふと思った。
猫のシャンプーを見つけたので、買ってみた。
せっかくだからお風呂にいれてみよう。
何を思ったか私自身がお風呂に入るときに一緒に抱っこして入り、
ぬるめの弱めのシャワーを毛にくっつけるようにして浴びさせてみた。
「えっ、全然暴れないし、むしろ気持ちよさそう」
びっくりなんですけどーーー。
少しおびえてはいたけれど、首のあたりやおでこのあたりは、シャワーの水しぶきがとても心地よかったみたい。
濡れるとこんなにみずぼらしいのかと思うくらい、細い体。
毛並みで大きく見せてたんだなあ。
シャンプーはほんの少しだけつけて、手でなでてやりすぐに流しておしまい。
ただ、タオルにくるまれて、体を拭くのが嫌みたいで逃げようとする。
ドアは閉めていたので、ある程度拭いたら、洗面所で自由にさせてやっているうちに、自分もさっさと洗い出る。
今度は体中舐めてきれいに毛並みを整えているところを、ドライヤーで風を当てる。これはあまり好きじゃない。風が来ないところへ逃げようと必死!
でも、とりあえず追いかけて7分乾きくらいで、洗面所から出してやった。
あとは、自分でなめなめして、綺麗に整えていく。
7歳くらいまでは1年に2、3回ほどはシャワーをしてやったが、糖尿病になってからは、負担が大きいと思い体調がよく夏場の毛が乾きやすい時のみシャワーをしている。
あとは、温かいタオルで拭くので充分。
我が家は、猫アレルギーのある息子がいたので、シャワーしたほうがいいかと思ったのだが、息子が独立した後はいい加減になってしまった。
シャワーをさせたいと思っている方は、0歳のころから慣れさせておくのをおすすめします。
=猫は吐く
毛を飲み込んでいるので、やはり吐くが、メルはそんなに吐かないほうだ。
毛がすごく細いため便で出るほうが多いと感じた。
シャワーのあとは、体をなめるので翌日毛玉を吐きやすい。
どこに吐くかわからないので、たま~にわからず踏んでふぇ~となったり、数か月気づかず、パリパリに乾いているときもある。
まあ、猫飼いによくあるある と諦めるしかない。
=全身麻酔
首のあたりにしこりがあると気づき、病院へ行く。
「組織検査しましょう。じっとできないなら全身麻酔になります。」と言われた。
首だし、じっとはできないと思い承諾した。
結果、特に悪性ではなかったが、全身麻酔からなかなか目醒めない。
家に帰ってもじっと横たわっているのを見ると、本当に生きているのか心配で、何回も息をしているか確かめた。
翌朝には元気になったが、全身麻酔は怖いと思った。
メル、つらかったね。ごめんね。
=動物病院でショックを受ける
順調に育っていったメル、3歳のころワクチン接種のため病院へ行った。
避妊手術をしたところとは別の動物病院だ。
診察台で、熱を測るときお尻から体温計を入れられそうになった瞬間、今まで見たこともないようなライオンが獲物にと飛びかかるときのような形相で叫び怒った。
飼い主の私もこの鳴き声や形相は見たことがなく、一瞬固まってしまった。
動物介護士がメルを抱えようとした時、即座に先生が介護士に
「触るな!」と叫んだ。
固まっていた私だが、この「触るな!」の言葉に大ショックを受けた。
気が立っていて危ないと思って言われた言葉だと思うが、心から可愛がっている子供同様の猫に、「触るな!」は本当に涙が出そうなくらいの衝撃だった。
その後落ち着いていつものように帰宅したが、私の心は折れたまま。
この時ばかりはその先生の言葉がどうしても許せなくて、その後二度とこの病院は行かない!と決めた。
先生にしてみれば、ただの動物。動物は本能で動き噛みつくことがあるから正しいことをしたと思われているのだろうが、言い方をもう少し考えてほしかった。 今でもその強い口調の言葉を思い出すとつらい・・・。
長くなってきたので、今日はこの辺で止めておきます。
次回は明るい話題でいきたいです。
=予告 ソフトバンクのおとうさん犬
お楽しみに。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
では、また。