見出し画像

【天球の音楽】 角野隼斗

角野隼斗さんの全世界デビューアルバム【HUMAN UNIVERSE】が発売されました。

先に私の今の気持ちを言わせてもらいますね。

ディズニーランドの乗り物にすべて乗り大満足!
最後シンデレラ城に打ち上げられた花火で大感動!!

みたいな気持ちです(語彙不足を痛感中)

巷では
オリコンの週間総合アルバムランキング 第7位
ビルボード総合アルバム・チャート”Hot Albums" 第6位 とのこと

Snow Man 、Perfume、ファントムシータ などの中に入っての快挙!

そこまですごいとは!と言いつつ私も予約購入しておりました😍

集中して聴きたいので、なかなか封を切れずにいましたが、今日やっと
宇宙と自然と音楽がつながった世界に浸れました。

私のような素人では言葉にするのが難しすぎて、どう表現したらいいのだろうと思ってしまいます。
クラシック音楽、自身の作曲、編曲もされた曲。
どれも世界観があり、心に突き刺さってきます。
素人のたわごとと思って読んでくださいね。


=HUMAN UNIVERSE

1曲目の『HUMAN UNIVERSE』
宇宙は11次元から成り立っているとされる「超ひも理論」からインスピレーションを受けたそうです(11拍子で大半構成)
バロック調で始まり、そこから宇宙の彼方へ連れ去られるような展開に・・・。
1曲目から、もうクライマックスかのように盛り上がります。

=角野隼斗の3つのノクターン

5,6,7曲目にノクターンが3つ。
6曲目の『AFTER DAWN』は、もう神曲レベル。
心がこんなに穏やかになれる曲あるのでしょうか?
心が洗われていくし、宇宙に包まれている感じ。
きれいな新しい夜明けが必ず訪れ、笑顔で迎えられるような気持になります。

=ショパン:ノクターン第13番ハ短調Op.48-1

9曲目 この曲はノクターンだけれど、壮大な曲。
一音一音の間が、ちょうど自分の感覚とフィットするためか、曲の中にとりこまれているような気持ちになります。
コンサートホールで聴きたい!とすごく思いました。

=角野隼斗:追憶

10曲目 コンサート会場でも聴いたことありますが、今と昔を行ったり来たりしているような、夢の中で浮遊している感じにもなります。
何度聴いても飽きないです。


=坂本龍一:solari

12曲目 故坂本龍一さんの2017年アルバム「async」に収録されている曲。
アップライトピアノでの演奏。
坂本龍一さんの原曲も聴いてみると更に深みが増してきます。

=ハンス・ジマー:DAY ONE(映画「インターステラー」より)

13曲目 宇宙の彼方へ遠く遠く吸い込まれていくような、単音の連続がずっと鳴り続けます。

ここから怒涛の最終章クライマックスへ

=角野隼斗:胎動

14曲目 これも圧倒される華やかで未来への希望を感じさせる力強い曲。

これが最後の曲でもいいくらいなのにそこから の 『ボレロ』へ。

=ラヴェル:ボレロ

15曲目 皆様ご存じの、同じメロディの繰り返される曲。
オーケストラでは、フルート→クラリネット→ファゴットと次々色んな楽器が現れてどんどん壮大になっていきます。
スネアドラム(小太鼓)が常に一定のリズムを刻んでいる曲。

これをたった一人で演奏。
聴いていても一人で弾いている気がしないです。

私は Blu-ray Disc付のを購入していたので、ボレロも動画で観れたのですが、まるでピアノを弾いている角野さんの横で聴いているような感じで(すみません。ハイ、気のせいです)CDとは迫力が違います。

これって、見せてもらってもいいのでしょうか!!!!!
震えるくらいの感動です!!

もうまばたきも出来ないくらい、吸い込まれていきました。
アップライトピアノとグランドピアノを角野さんを挟んで両側に置いてあり、
左手でアップライトピアノの鍵盤を同じリズムでたたき、右手でグランドピアノのメロディを弾く。

あの同じリズムを同じ速さで繰り返すだけでも気が狂いそうなのに、それを弾きながらメロデイを右手。それも両手広げて弾いているから、鍵盤を同時に見ることは出来ないのです。

途中からはグランドピアノだけに変わりますが、あの一定の左手リズムを刻みながらどうしてあんなに、迫力ある何重にも聞こえる音になるのでしょうか??
人間じゃなくて、ピアノの精、ピアノの化身 もう楽器と一体になってます。
はあ~~~としばらく放心状態になりました。
同じ時代に生きていて良かったです。
見せていただき本当にありがとうございます。
コンサート会場でも聴いて知ってたはずなのに、この衝撃!凄すぎます。


=角野隼斗:7つのレベルのきらきら星変奏曲

16曲目 『きらきら星変奏曲』が最後っていうのがまたいいですね。
きらきら星って誰でも知ってて簡単なんですが、7つのレベルup
していく曲になっていて(想像を超えるハイレベル)きらきら星が昇華していく感じで大好きです。
無限に広がる宇宙と繋がる気がします。

=ボーナストラック 

17曲目 角野隼斗:POLARIS「サタデーウオッチ9」テーマ曲
のほか 20曲目 カプースチンまで

なんて豪華な曲の組み合わせ!

=Blu‐ray

1.ノクターンの『AFTER DAWN』をモロッコの砂漠で弾いている姿を撮影したもの。
CGではなく実際に行って撮影したというのがまず凄い。
地球上にこんな世界があるのかと思うと本当に自分がちっぽけに思えます。2.先ほどの『ボレロ』の演奏
3.収録曲一部メドレー 
4.角野さんのインタビュー
真摯に答える姿がこのアルバムにかける気持ちを表していて、更に応援したくなりました。

=最後に

初回限定の『HUMANUNIVERSE』北斗七星ヴァージョン
(フォトブックとBD付)
北極星ヴァージョンはCDのみ 通常盤
(北斗七星盤とは、ボーナストラックの曲数と曲名も違う)
完全生産限定版のアナログ盤
(2枚組 コバルトブルー・ヴァイナル、LP大ブックレット、特大B2ポスター封入)
の豪華3種類が発売されています。アナログ盤は聴いてみたいですね。

世界中の人と、この曲を共有して聴けているなんて、ファンとしても夢のような心地です。

そうそう、角野さんの左手で弾かれている音が大好きです。
左手が音で語りかけている感じで、左手の音を追ってしまいます。

来年の全国ツアー【Human Universe】がますます楽しみになってきました!

=追記 『天球の音楽』

「天球の音楽」の考え方が、角野さんの音楽の美学にとても近いそうです。

ピタゴラスは、「ものが動くと音がする。天体も実は動くときに音を発しており、それらは調和する音程である。この音の調和が、宇宙の調和を生み出している。しかし我々の耳は貧弱なので、崇高な宇宙の調和を聞くことはできない」と主張しました。すなわち、「宇宙が音楽を奏でており、それがこの世の調和をもたらしている」ということです!

そして、宇宙の奏でる音楽を「天球の音楽」と呼びました。

ONTOMOより


いいなと思ったら応援しよう!