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猫のはなし(ロシアンブルー)❷
前回、ロシアンブルーのメルが我が家に来たところまでお話しました。
今回は、「わんわん にゃんにゃん母子手帳」なるものを引っ張り出してきたので、それも参考にしながらお話したいと思います。
今年 14歳の猫のはなし です。
=初めての動物病院
生後2か月目に初めての動物病院へ
「病院行くとき、どうやって連れて行くの?」とまず思った。
猫を飼っている人に聞いて、キャリーケースがあるのを知ったので慌てて買いに行った。
病院では、ケースに入れている人、ダンボールに入れて連れてきている老夫婦、洗濯ネットに入れてそのまま抱いている人、さまざまだった。
ふつうは、キャリーケースに入れて、他の猫や犬を見て怖がるようならケースの上から布を被せてやるのが落ち着く。
暴れる子は、洗濯ネットに入れてからキャリーケースに入れて連れて行くのが診察もスムーズ。おとなしい子は必要ないけど。
その日は
・三種混合ワクチン接種
・ノミトリ
・便検査
体重900g
帰宅して1日くらいは、ぐったりして元気なかった(ワクチンの影響かな)
猫のワクチンは、猫がよく発症しがちな6種類の感染症に対応して作られています。
そのうち、よくみられる感染症に対するワクチンを組み合わせたものが3種混合ワクチンです。
その三つの感染症とは以下の通りです。猫カリシウイルス
猫ヘルペスウイルス(猫ウイルス性鼻気管炎)
猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症猫伝染性腸炎)
3種ワクチンの費用は病院によって異なりますが、目安としては大体4000円から6000円程度と言われています。
母親の初乳からの免疫抗体がなくなる生後2~3か月頃に一度、その後1か月後にもう一度、というのが一般的なようです。生後50日以降、母乳由来の抗体量は必要な量を下回ると言われています。このように3種混合ワクチンを2回続けて打つことで数倍の抗体量を得るのです。(ブースター効果)
思ったより大人しくできたのでほっとした。
ワクチンは2回受けるので1か月後にもう一度接種した。
体重は1600g(生後3か月)
1か月で約700g増えていた。
今から考えるとすごい増え方!
*ワクチンについて
この後2年目、3年目は接種したが、友達が
「家から外に出ることもないから年寄り猫だけど、うちは打ってないよ」と言うのを聞いて我が家も4年目からは接種してない。
これがいいかどうかは、わからないので飼い主がどう判断するかだと思う。
=爪とぎについて
2段のケージにトイレや餌も置いて、過ごしやすいようにしてやったが、だんだん大きくなってきて、ケージの外で過ごすほうが多くなった。
爪とぎは用意して「ここだよ」と爪をとがせるように教えたが、その爪とぎ以外の場所でもする。目を離すと色んなところで!
好きだったのは、壁。
最初が肝心なので、爪とぎがダメな場所はその都度「ダメ」と言って叱りそこから移動させた。
繰り返して教えるとだんだんわかってくるみたいでしなくなるが、人間の顔色をうかがいながら、ガリガリと思い切りではなく、カリカリとそーっと爪とぎしてるのがおかしく、でもなんだか可愛かった。
ダメなのわかって、やってるよね。メル!
壁がぼろぼろになると大変と思い、壁に貼る透明のツルツルのシートを張ったら諦めた。
しかし「壁のぼり」は許してしまった。
角の壁で両手で挟みながら、あっという間に3メートルくらいよじ登る!
ねこじゃらしを上の方で振ると、2秒ほどで上まで来るのが面白くてやらせてしまった。
たぶん6歳のころにはもうしてなかったと思うが、壁はぼろぼろ・・
DIYで自分で壁紙をそこに貼って今はきれ~いなもの。
(年々、家の傷の修理が上手くなってくる)
=おでこをなでること 芸を覚えさせること
抱いた時におでこをぐるぐるなでると、すごく気持ちよさそうにしていたので、毎日抱っこした時には、おでこをぐるぐるなでて、
「いい子いい子メルはとってもいい子だよ」
とおまじないのように繰りかえした。
今でもその言葉がけをすると喉をゴロゴロ鳴らす。
同じ言葉で話しかけるのは大事なことなんだなと思う。
その言葉で猫がリラックス出来るのなら、病気になった時も少しは痛みを和らげてやれる力があるのではと思うからだ。
ロシアンブルーは犬のような性格と聞いていたし、メルは賢そう(親バカですみません)だから出来ると感じた私は、つい犬のように
「おすわり」「おて」「おかわり」を教え始めた。
家族はみな、「そんなの教えても出来るわけない」と笑っていた。
毎日、
「おすわり」と言ってお尻を押しながら座らせ、
「おて」と言って手を握り、
「おかわり」と言って反対の手を握る。
毎日、毎日1日に10回ずつくらい教えたかな。
犬のように出来たら餌をやるということもしなかったけど
約2~3週間で、できるようになった。
家族みんな びっくり!
ほらね!私は、小さいながらも、メルの瞳を見てたらすごく言葉を理解してるし、考えてるのがわかってたよ(メル、えらいぞ!)
高齢猫になった今もまだ出来るよ!
=キャットフード
キャットフードはいまだに、フードジプシーを続けている感じがある
「フードジプシー」
猫のためにさまざまなキャットフードを探して転々とし、なかなか固定したキャットフードに落ち着けない状態を表した言葉
・まあまあ食べるもの ドライフード
ロイヤルカナン、ナチュラルチョイス、ピュリナ、オリジン、銀のスプーンなど
・食べなかったもの ドライフード
アカナ、ヒルズなど 高級な餌はあまり食いつきがよくない
安い餌は、色(着色料)が付いているのと、猫が好むような鰹節のような臭いが付いている事が多い。
臭いがキツくて、部屋が臭くなるのが嫌で私はあまり好きではない。
・ちゅーるも子猫の時には無い商品だったので、今やっても全く食べない
最初食べても食べなくなるので、本当に苦労する。
こればかりは猫にもよるし、難しい。
ただ年齢にある程度合わせた餌は選んだほうが良いと思う。
みんな、かわいい我が子(猫)には、着色料が入ってなくてタンパク質の多めのフードを探すけどいいエサが本当にいいのか?これはいまだに謎かも。
安いフードを食べていても長生きする猫もいるので、やっぱり元々持っている遺伝子によるところが大きい気がしている。
人間も、タバコ吸って栄養考えず好きなもの食べても長生きの人もいるから。同じ?
それでもやはり、より良いエサを求めてしまう。
が、ちょっと冷静になってあまり情報に振り回されないことが大事。
ではまた、次回 猫のはなし でお会いしましょう
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