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猫のはなし(ロシアンブルー)❻

猫のはなし 第6弾 
今年14歳になるメル(ロシアンブルー)のはなしです。

猫っていつまでも赤ちゃん。
避妊去勢すると、性格が穏やかになりいつまでも子ねこ(赤ちゃん)のままになると言われている。
人間の子供なら、しっかり自立して大人になって欲しいと願うけれど、飼い猫はひたすら愛でているだけで、甘えてくれたらなお嬉しいので、子ねこのままでいてくれるならその方がいいな。

=猫は言葉を理解している

猫を飼ってわかったのは、犬と同じく言葉を理解しているということ。

我が家のメルの場合、思いつくままあげてみると

【理解している言葉ーその言葉を聞いて行動できる】
名前のメル、めっちゃん、めっこちゃん (3種の呼び方がある)
ごはん、まんま、おふろ、お水、ねんね、
おて、おかわり、おすわり、ごろんごろん、
わんわん、ジャンプ、

【理解している言葉ーその言葉を聞いて何かわかっている】
トイレ、くさいくさい(うんち)、おしっこ、
だっこ、とんとんとん(背中をとんとんすること)、
病院、ブラッシング、
注射(糖尿病のインスリン注射をすること)、
新聞(抱っこして玄関開けて新聞とること)、
おりこう、いい子、大好き、いい気持ち、

まだまだ理解できる言葉あるよね・・・。
増えていくし、14歳だがまだ忘れていない様子(ちょっと安心)

以前の「猫のはなし❷や❺」でも話したように、芸(おて、おかわり)や「ジャンプ」というと、肩に飛び乗るのも覚えた。
ロシアンブルーは肩乗りが大好き!
なんだ、犬と同じようにできるんだと、飼い始めてわかった。
14歳の今は、「ジャンプ!」と言っても、飛びたい気持ちはあるがその真似だけで、肩へ飛べなくなった。お年寄りだもんね。

ただ、名前を呼んでも寝ていたり、気分が乗らないとわかってても来ない。
面倒そうに、返事はしっぽを振って終わりにする。
この辺りが、猫はツンデレと言われる所以。
猫好きにはこのいつもかまってちゃんじゃないところは、気が楽だったりする。

「人間と同じで、猫も一人で過ごしたいんだよね。」


=ある時、オス猫を預かる

メルが7歳のころ、一時的にオス猫を預かることとなった。
とても人懐っこく、かっこよく王様のような風格をもつ
「ノルウェージャンフォレストキャット」♂
だ。


預かったノルウェージャンフォレストキャット 


我が家にいるのは、ロシアンブルーのメルとミックスのノア。2匹とも♀。
同じ部屋にはおけないと思い、リビングにいる時間をわけて開放してやっていた。
たまに、間違って一緒になるとノルウェージャンのノル君(ここでの呼び名)は、仲良く遊びたくて、メルとノアを追い回す。
喧嘩したいわけではない。
だが成猫のオス猫に接したことのないメルにとっては、恐怖でしかない。

今まで、ノアよりメルの方が立場が上だったのだか、今回はメルはひたすら近寄るなの威嚇の「シャー」をしては、飛ぶような速さで逃げる。

しかしノアは逃げずにまるでメルを守るかのように真正面で立ち向かい、元ノラ猫の本領発揮で「シャー」とノル君に負けずに威嚇する。
普段、仲は良くも悪くもないが、メルとノアの女子同士で、結束したかのようだ。

ノル君は「何がいけないの?」とちょこんと座って首をかしげてこちらを見て、全く動じない。
さすが王様猫の風格。

ある時、メルは追いかけられて出窓の隅に追いやられて逃げ場がなくなった時、恐怖か威嚇かわからないがおもらししてしまった。
この3匹を同じ部屋で過ごさせるのは一生無理だなと、この時感じた。

預かったのは3か月ほどだったが、仲良くなれなくて残念だった。
ノルウェージャンとロシアンブルーとミックス猫の揃った写真も1枚も撮れずだった。

本当に堂々としており、おりこうな猫で、体格も全く違った。
骨太で、足も太くて手も大きい。
ダッコしてもすぐ降りて動きたがる。運動大好きな猫だった。

ノル君のいなくなった後は、メルとノアは仲良くなるかと思ったが、それはなく、また以前のようにメルの方が女王様然とした態度になった。
メル、ノアに助けてもらったんだからね。態度変わりすぎのメル(呆れるわ)

ノアはメルがたまにノアの体をなめようと近づくと、怖いのかメルに軽く猫パンチして逃げるのだ。ノル君にはあんなに勇敢だったのに不思議。


多頭飼いは、後から迎え入れる猫が子猫の方が上手くいく。
成猫同士は、お互い大変だ。


次回は、メルの【糖尿病】についておはなししたいと思います。
最後まで読んで下さって、ありがとうございました!
ではまた!
マガジンにもまとめていますので、興味のある方はどうぞ!







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