漫画レビュー4 俺一人だけカンストレベル帰還者
一行あらすじ:
ゲームに閉じ込められて現実に帰って来れたけどモンスターいるじゃん。
こんにちはメルカです。
今回の漫画レビューはこちら
「俺一人だけカンストレベル帰還者」です。
原作:Honey 脚色:Anaziro
少しピッコマの話をします。
自分が今非常に注目しているスマホアプリにピッコマというのがあります。
日本の有名作品など別の媒体からの作品も取り入れていますが、オリジナルも結構あります。
最近の傾向として一つのアプリにとらわれず色々なアプリに進出するマンガが増えているので一概にこのアプリのみとは言えませんが。
ピッコマには面白い作品が多いです。
自分が今注目しているのは「元ガチ勢、初心者に生まれ変わる」
「俺だけレベルアップな件」「俺は大魔導士だ!」など。
もしアニメ化したら絶対に観るでしょうね。
上記作品もどっかでレビューしようかな。
まぁ挙げるとキリがないくらい面白い作品が多いです。
ぜひアプリをDLしてみてほしいです。
ただし注意点もあります。
昔から日本の漫画は横読みが基本となっているのですが、
このアプリのオリジナル漫画は縦読みとなっています。
なので最初は慣れないかもしれません。
でもすぐ慣れますよ。
それともう一つ大きな特徴として基本フルカラーです。
表紙だけでなく全ての漫画のページがです。
では話を戻しまして、「俺一人だけカンストレベル帰還者」についてお話します。
前回のレビューでは異世界転生された先で頑張って生きていく話でしたが、今回はゲームの中に囚われてしまい強制的な生活を強いられた1億2千万もの人が現実に帰還する話から始まります。
異世界転生と同じように実際にあるオンラインゲーム世界に閉じ込められる話も多いです。
これを聞いた漫画・アニメ好きの方はこう思うでしょう。
またか・・また「SAO」か・・・
知らない人の為に説明しますと、「SAO」とはソードアート・オンラインというウェブでの連載からライトノベル化し、アニメ化した有名作品です。
実は結構昔からラノベ(ライトノベルの略称)では異世界に自分が行って戦ったり、何かを解決したりなどはありましたが、ゲームの中に意識を移動してゲームを楽しむということを実際の現実にて実現出来そうなリアリティを持たせたことは少なかったんです。
実際現実の業界で火が付きまして、VR(ヴァーチャルリアリティ)を現実にすべく日本のみならず世界で技術開発が進んでいます。
話が大分逸れましたが、つまりオンラインゲームを楽しんでいたはずがそのゲームに閉じ込められ出られなくなってしまっていたという感じの冒頭だということです。
ストーリーの頭では現実からゲームに強制的に瞬間移動されて囚われてしまう所からスタートします。
1億2千万人が消えるって相当ですよね。事件どころではなく社会現象です。
その混乱の原因究明をする間もなく今度は現実世界で大きな地震が起きモンスターが無限に湧き出てきます。地殻変動でダンジョンも生成されていきます。
カタストロフ(終末・世紀末)にもほどがあります。
地球に隕石が落ちる方がまだ現実味があります。
それから2ヶ月で世界人口は1/10の人が亡くなってしまっていました。
リアルで考えると現在78億人くらいだから8億人くらいの人が亡くなったことになります。怖いわ!
そして殺しても殺しても無限に湧いてくるモンスターに対して各国政府も有効な対策を取ることもできず時間だけが過ぎていました。
そんなある日、唐突に現実世界にゲーム世界に消えた行方不明者が現れ始めます。
ゲームから帰還したのです。
ゲームに囚われていた人たちは何をしていたのか。
実はずっと戦っていました。ゲーム内のモンスターと。
ならなぜ現実にゲームプレイヤーが戻ってきたのかというと、
ゲーム内で死亡した順に戻ってきていたようなのです。
ゲーム内での1年は現実の約1ヶ月でした。
ゲームに囚われた人たちは現実の12倍もの時間を過ごしたことになります。
そしてゲームから最初に戻ってきたのは最初の方に死んだプレイヤーということが発覚します。
ゲームから戻ってきたプレイヤーはゲーム内でのスキルや魔法を使えていました。なので現実に現れたモンスターに対抗することが出来ました。
最初のプレイヤー帰還から1ヶ月後、2年間ゲーム内で生き延びられたユーザーが戻ってきました。
2ヶ月後には3年目で死んだユーザー・・と、1ヶ月単位でどんどん帰還してきます。
ただし、同時に現実に現れるモンスターも少しずつ強くなっていき、よりゲームを長くやっていたレベルの高いプレイヤーでなければ対抗できなくなってきました。
そうして毎月ゲームに捕まっていた強力なプレイヤーが続々と帰還していきます。
そしてついにはラスボスを倒したプレイヤーも帰還することとなりました。
そのプレイヤーは「仮面の君主」と呼ばれ仮面で顔を覆い隠していました。
仮面の君主は22年(現実では22ヶ月で1年10ヶ月)プレイし、魔王を倒すまで進めることが出来ていましたが、最後の方では一緒に戦っていた仲間は全員殺されただ一人で奮闘していました。
魔王を倒したと思ったらそれは幻影で嘆くこととなりますが、なぜかクリアと見なされ現実世界で使える非常に有用な報酬を得て現実に帰還することになりました。
なので「俺一人だけカンストレベル帰還者」なのです。
魔王を倒すにはレベルカンストくらいしていないと無理だったんですね。
SAOとの違いは現実に帰ってくればモンスターはいないけれど、この漫画は現実に帰ってきたあとも逆輸入されたモンスターと戦わなければいけない点ですね。
世紀末になりそうでならなさそうな攻防の連続を楽しむストーリーとなっています。
こちらはスマホアプリ「ピッコマ」にて連載中です。
無料で読め進められますよ。
一応リンクも貼っておきます。こちらはアプリでなくWEBです。
2021年11月時点で88話くらいあります。
仮面の君主が現実に戻ってから世界はどうなっていくのか、魔王の目的とは何なのか、どういう立ち回りをして現実の脅威に抵抗していくのか、試しに読んでみたいと思った方はぜひスキをお願いします!
ではまた明日のレビューにてノシ メルカ