私が玩具やアクスタを集める理由
先日コミケに行ってきた。その中で、どうして自分が玩具やフィギュアを集めているのか理由が分かった気がしたので書き出してみる。
私は両親が大嫌いだけど、2人の趣味は好きだった。父はCDを大量に集めたり、マジンガーZのフィギュアを買ったり、Nゲージをコレクションしたり…と趣味に没頭する人だった。一方、母も漫画やドラマが大好きで、幼い頃から沢山の漫画を読ませてもらった。少女漫画から手塚治虫のブラック・ジャックまで。私も少ないお小遣いで漫画を買った。小さい頃に家にあった『NANA』や『私たちは繁殖している』を読んだら怒られたけど…。TSUTAYAで大量に漫画を借りては家族みんなで漫画を読んだり、DVDを見たりした。休みの日に母親と『のだめカンタービレ』を一気見した日はとっても楽しかった。家族でBOOK OFFに行って掘り出し物を見つけた時には嬉しかったし、何より昔からオタクであることが普通だったので私が中学生の頃ボカロにハマったり、ニコニコ動画を見ていても怒らなかった。それだけはありがたかった。だがら、今も仮面ライダーのベルトやプリキュアの変身道具を集めても特に何も言われなかった。
こんな感じで育った環境が影響しているのかなと思った。でも、両親がオタク的趣味を持っていても何でも買って貰える訳ではなかった。両親の機嫌がいい時だけだったり、趣向にあったものしか買って貰えなかった。その中でもプリキュアや仮面ライダー、戦隊モノのおもちゃは絶対に買って貰えなかった。だから、大人になった今でも玩具を集め続けている。幼少期には女児向けアニメを十分に見れる環境ではなかったから今もdアニメストアで女児向けアニメを見続けているし、アーケードゲームもさせて貰えなかったからプリマジをしてカードを集め続けたり、ファッションドリーマーで着せ替えをしまくっている。私が玩具やフィギュアを集めている理由…それは子供の頃の執着心を忘れられずにいるから。父母の趣味を少し分け与えてもらったけれど、同世代がやっているゲームだとか流行りのニチアサだとか、「仲間から外れてしまう」思いをすると疎外感と孤独感を感じでそれが忘れられなくなってしまう。幼心に「みんなと一緒」を経験できないとこんな大人になってしまいます。だから、この前初めてコミケに行った時は仲間感を味わえて最高に嬉しかった。みんなも子供にはおもちゃを十分に買ってあげて下さいね…。