めら

ニチアサ/すあだ/女児向けコンテンツになど趣味について語っています。Träumerei

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イマジナリーフレンドとぬいぐるみ~すあだから見る身体論~(試論)

※本テキストは、2020年に書いたものを加筆修正したものです。素人が手探りで書いたものですのでお見苦しい部分や知識不足な部分がありますがご了承ください。    2007年からニコニコ動画でぬいぐるみや人形を使って動画配信を行っているお洒落クリエイターの「すあだ」という人物がいる。現在はYouTubeを拠点として活動している謎に包まれた覆面配信者だ。彼の数ある動画の中には、手に握っているぬいぐるみを映し出し、視聴者のコメントととぬいぐるみたちががおしゃべりをしているものがある

    • 神聖かまってちゃんとメメント・モリ

       先日神聖かまってちゃんのライブを見に行きました。当方7年ほどこのバンドを追いかけてるのですが、神聖かまってちゃんのライブにはいつも「メメント・モリ」(=死を忘れるな)という思想が刻まれていると感じます。  というのも、ボーカリストの「の子」のライブ中の発言には「今、この瞬間を生きている」「いつ死ぬか分からない」「このライブが終わったら自殺するやつがいるかもしれない」「死に損ないのお前ら、ここ(ライブ)=が一番の精神科だ」「精神を解放せよ」…と常に死を意識させられるからです

      • 闇堕ちスグリ考察〜思春期を添えて〜

        ※本記事にはネタバレを含みます。各自ブラウザバックするなどして対策をよろしくお願いいたします!!  年明けくらいに友人から『ポケットモンスター スカーレット ゼロの秘宝』のDLCに出てくる「スグリ」っていうやつヤバいからプレイしてみて!とおすすめしてもらったので実況動画を見てみました(プレイしろ)。あまりにも闇堕ちしたスグリくんがやばかったので、どうして彼がこうなってしまったのか考察してみました。素人の勝手な考えなので御見苦しいところがありますが、ご容赦ください! ※スグ

        • ベッドの上で美少女を永遠に生成し続ける

           もうなんかですね、体調を崩してから狂ってしまったようで、今日はベッドの上で横たわりながらStableDiffusionでゴスロリ少女を永遠に生成していました。当方プログラミングには詳しくないんですが、簡単な呪文(プロンプト)をポチポチと唱えるだけで可愛い女の子が作れちゃうのは魅力的だと思いました。いかに可愛い女の子を作れるか、書いては出力し、書いては出力し…の繰り返しでした。レアなトレカがいつ出てくるかワクワクしながらパックを開封する時の高揚感に似ていて楽しかったです。あと

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        イマジナリーフレンドとぬいぐるみ~すあだから見る身体論~(試論)

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          いまだに「推し活」に懐疑的になってしまう話

           私は「推し活」文化に懐疑的でどこか違和感を抱いている。アニメや漫画に登場するキャラクターは、年齢や性別、人間かそうでないかといったなどといった設定とキャラクターを構成する髪型や口癖、容姿といった要素から組み合わされた「記号」であるからだ。その記号を二次創作として消費して、また別のキャラクターへと移行していく。作品の世界観を推す訳でもなく、キャラクターを推すということは、作品の断片しか見ていないのでは…?とたまに思うのだ。別にそれ自体が悪いことだとは思わないし、楽しみ方は人そ

          いまだに「推し活」に懐疑的になってしまう話

          自己紹介

           はじめまして。「めら」と申します。  最近noteを始めました。日々感じたことを日記として投稿したり、自分の趣味について考えたことを書いたりしています。  趣味についてですが、昨年の2月あたりから『ひろがるスカイ!プリキュア』にハマり、プリキュアに再燃しました(まほプリあたりまではうっすら見てた)。マジェスティが大好きです。その後も『仮面ライダーギーツ』のマークⅨの美しさに見惚れたり、『仮面ライダーガッチャード』の脚本の”躁”っぽさと玩具の遊び方のバリエーションに魅了されて

          自己紹介

          私が玩具やアクスタを集める理由

           先日コミケに行ってきた。その中で、どうして自分が玩具やフィギュアを集めているのか理由が分かった気がしたので書き出してみる。  私は両親が大嫌いだけど、2人の趣味は好きだった。父はCDを大量に集めたり、マジンガーZのフィギュアを買ったり、Nゲージをコレクションしたり…と趣味に没頭する人だった。一方、母も漫画やドラマが大好きで、幼い頃から沢山の漫画を読ませてもらった。少女漫画から手塚治虫のブラック・ジャックまで。私も少ないお小遣いで漫画を買った。小さい頃に家にあった『NANA』

          私が玩具やアクスタを集める理由

          女児向けアニメとエンパワメント

          ※この記事にはネタバレを含みます。各自ブラウザバックするなど自衛をよろしくお願いいたします。 はじめに  私にとって女児アニメとはエンパワメント(=力をつける、自信を与えること)だ。小さな箱庭で変身あるいはパフォーマンスを通して己の殻を破り成長しようとする少女たち…鑑賞者である私はアニメを通して自分を奮い立たせる力を受け取り、この殺伐とした世界をなんとか生きている。女児向けアニメは生命のエネルギー、あるいは煌めきである。貧弱なオタクはこの生命力に触れないと生きていけない。

          女児向けアニメとエンパワメント