気付いたらシャンプーをし終わっている。

シャンプーの意識はどこにある

お風呂に入っている時、三分の二くらいの感覚で意識がない。

意識はないというかなかったから、シャンプーもリンスもボディーソープも洗顔もした後に「あれシャンプーしたんだっけな」と思う。

そして意識はなかったのに、そういえばシャンプーをしていたし、シャンプーの中身がもうほとんどないと思ったことに気づく。

シャンプーをしたかどうかすらわからないくらいに意識がなかったのに、シャンプーの容量を気にする思考があったことに気づく。

無意識というのは多分ほんとうに意識が無いわけではない、というかそのとき意識する意識と、その時は意識しなかった意識というのがある。

多分無意識と私たちが呼んでいるのは「その時は意識しなかった意識」なんじゃなかろうか。

なんだこうだったのかというやつ

そういえばそういうような事いろいろある。

なんとなく探し物の場所を覚えてたりとか。

シャンプーも探し物も無意識ということになっているから後から気づく意識として分かりやすいけど

あの時はこういう人だから仕方ないしこういうところも好きだ!と思っていた行動、今思うとめちゃくちゃ嫌だったなとか

そういうその時の意識がありつつも見えていなかった意識というものがあると思う。

それはその時感じた意識が嘘だったというわけではなくて

そのときに感じると不都合だったとか、ただ必要がなかったりするとそれは無意識になるのだろうな。

結局掘り起こしてみれば、沢山の無意識の上に詰みあがった意識を意識として扱っていて

その一番上の意識こそが自分だということにするとわかりやすいけど

無意識を意識すると、いろいろわかるのかもしれない。


ここから先は

0字

やる気.zip

¥500 / 月
初月無料
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?