令和と大河と新しいこと続けること終わること

新元号「令和」に対する「いいね!」という意見も「なんか嫌な感じがする」って意見も僕は納得する

感じて、考えて、発言すればいいと思う

平成の時は昭和の消失感が半端なくて、転校した先の制服が自分にはどうも似合わないとか、そんな感覚だったと記憶している

生まれてから青年期までを昭和、社会人になってからが平成という生き方をしてきた僕が50を過ぎてまた新しい年号に出会って、さて、あともう一回くらいは、新しい元号にお目にかかれるかな?
くらいの余裕を以て今回の新元号のことは観ている・・・観れている

人によっては大正、昭和、平成を経て今回の新元号を見ているっていうのは、下手な大河ドラマよりも壮大な人生に違いないと思ってしまうのだけど(ああ、そういえば今回のドラマはまさにそういう時代の話だが)

”長生きはしてみるものだ”
と言って余生を過ごすのか
”長生きなんかするもんじゃない”
と嘆きながら過ごすのかは、これからにかかっているんだろうな

何事も、終わりよければすべてよし

別に揶揄するつもりではなかったのですが、視聴率で苦戦している大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』ですが、日本人として初めてオリンピックに出場した金栗四三はマラソンに出場し、残念ながらゴールすることはできませんでした

そのレースはオリンピックで初めて死者が出るという猛暑の中の過酷な状況であり、海外遠征などまったく経験のない日本人選手だけではなく、マラソンに出場した選手の約半数が棄権するほど厳しい物でした

オリンピック、そしてスポーツで海外の選手と競うという新しいことに挑戦した”いだてん”は、実力を発揮できずに、「消えた日本人」というある意味不名誉な記録を残すことになったわけですが、金栗は帰国後に日本の長距離走、駅伝の開催に尽力し、日本が世界で戦えるように継続をして走ることに向き合ったそうです

そして1967年にストックホルムオリンピック開催55周年記念に彼は呼ばれ、主催者が用意したゴールテープを切ってゴールし”4年8か月6日5時間32分20秒3”という史上最長のオリンピック記録を残すことになります

彼は続けて、そして素晴らしい終わりを迎えたということになります

それは明治にはじまり、大正、昭和と生きた人の歴史です

さぁ、あなたはどんな歴史を、新しい年号に刻みますか?

僕も”いだてん”翔ぶが如くかくありたい と思うのです※



※かくありたい とは
NHK大河ドラマで最高視聴率を記録した『独眼竜正宗』の中で、幼少の頃の正宗=梵天丸のセリフ「梵天丸も かくありたい」が当時、流行語になったことを覚えている人は、昭和の人です(笑)

※如く
NHK大河ドラマ『翔ぶが如く』は、幕末から明治を舞台に、変革の時代をリードした2人の薩摩藩士・西郷隆盛と大久保利通の友情と対立を描いた物語で、これもヒットしたので引用してみました

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