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スキルを上げたい駆け出しのエンジニアにおすすめしていること

最近はほとんどやっていませんが、プログラミングをこれから学びたいという人に対面、リモートで技術支援をしてきました。あくまでも副業という形で今も昔もプログラムを行うというメインがありながらの傍ら、主に土日でそういった活動を長いことやってきました。

実際にそこでプログラミングを教えた方で就職したり起業したりといった方もいますし、一度もリアルでは合わないままだった方もいました。
コワーキングスペースを運営する前は、今はサービス終了した「おしえるまなべる」というWebサービス上にてマッチングしていましたし、コワーキングスペースを運営するようになってからはそこでの会員となってもらった方への支援という形で進めていました。

その中で割と共通して聞かれる質問(個別の技術的なものではなく)としてはどうやったらスキルアップできますかというもので、大体いつも同じような回答をしていて、実際に今ならプログラミング学習のWebサービスは色々とあるのでそういったものを使えば良いというのは質問者も把握しているのですが、僕自身がおすすめしていて、かつ質問者にあまり共感してもらえない回答は、自分で勉強会を開催したら良いよ、というアドバイスです。

勉強会を開催するのは、今ならコワーキングスペースでもあるいは、土日に場所を開放してくれる会社など低コストで済みますし、一緒に同じスキルを学びたいという人は一定数いる印象なので、大規模なものではなく粛々と毎月一回でも二回でも開催すれば良いのにと思っています。
実際今まで僕自身ほぼ毎週勉強会を開いていたことがありますが、強制的に皆で集まって学ぶ場があるというのはもくもく会であっても純粋にそれ自体で学びも多く、そこでの刺激があるのはもちろん、色々と他社の開発の様子や就職、転職の情報など集まりますし、例えばフリーランスであればそこから仕事につながったりとチャンスに繋がることも多い印象です。

メリットが多い勉強会開催ですが、この案を聞いても心理的に自分はまだ特定の言語やライブラリなどエンジニアとしてのスキルがそこまで達していないのにそんなたいそれたことはできないという心理的な障壁があるのだともいますが、SNSでもなんでも発信している人に情報は集まりますし、よくよく想像してもらえれば分かりますが、勉強会の主催者がなんでも全てを知っている必要はなく、しっかりと開催場所の確保、事前の告知、当日の段取りなどスキルそのものに依存しない部分が運営としては必要な部分だという風に感じてもらえると思います。

そんな形で、開催しようと思って一回目は確かに一番ハードルが高いですが、二回目以降はある意味定期的にやるだけですし、同じく勉強しようという仲間が増えるのはモチベーションにもつながりますので、サクッとドロップインで利用できるコワーキングスペースあたりで(開催の許可はしっかり取って)一度やってみるのが良いと思います。

やるまでがハードルが高く、それ以降は人が集まらない、継続するのが億劫といった二つが障壁になるかもですが、その辺はある程度キャッチーなテーマを主題にしたり、発表者にその言語なりの界隈で知名度がある方に声をかけて喋ってもらうようにしたりアイディア次第でいかようにもなると思いますし、カジュアルにやりながらブラッシュアップしていけば良いと思う今日この頃でした。

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