情報系学部~何をやるのか(理系編)
工学部電子情報工学科
電気や通信など歴史のあるハードよりの分野も学ぶので、はじめは広く浅く学び、コース分けなどでだんだん深い内容を学んでいくイメージ。
以下の点で学生生活が勉強で大変になりやすいです
1.物理、電気系の実験がある(授業自体が延長しがち)
2.幅広い数学、物理(特に電磁気や波動)の公式の演習、使いこなしが求められる(テストで難しい計算を強いられることもしばしば)
3.電気も通信も情報もカリキュラムに含まれている(一つ一つ学習に時間のかかる分野、全部身に着けようとするのは前提として大変)
ただ、全部わかる分就職は最強。特に中堅の地方国公立大学ならおすすめです。
(理)工学部情報科学科
情報分野、ソフトウェアに特化して学ぶイメージです。学ぶ分野が少ない分、一般的に電子情報工学科よりは楽なことが多いです。0と1の2進数を基本とした電気信号の情報伝達やコンピュータの内部の仕組みを学ぶイメージ。一応1~2年の教養科目を学ぶ時期に物理や化学の実験をとらされる大学もあるが、専門科目としては演習&レポートのセット課題が多く、実験はほぼない。
プログラミング能力育成に全振りではないけどエンジニアとして就職した際に考え方や学んだ技術が間違いなく役立ちます。
データサイエンス学部、応用数学科等
情報寄りの数学を学んでいる学部。機械学習に使われる数学や統計学等の手法を学び、社会生活で集められたデータの使い方、解析の手法を学んでいる。
ほぼテストで単位を取得する感じであり、高校数学(特に証明)が苦手であれば避けた方が無難。好きならいいが流行りで入学したミーハー大学生はほぼ爆死する。さらに数学科出身の教授が多く結構変なやつばっかである(これは偏見えぐいたぶん。)
自身が通っている学部学科
大阪大学基礎工学部情報科学科
イメージはデータサイエンス学部と工学部情報工学科を足して2で割った感じで
統計学や解析学等の数学分野や、ソフトウェアやコンピュータの内部の仕組みを詳しく学びます。他の大学や学部との違いは1年からC言語による専門的なプログラミング学習があり、割とハードな演習問題でガチガチに鍛えられるところです。
この学科に入るのに向いているのはこんな人
1.プログラミング経験者(基本的な課題は未経験者よりサクサク終わるので追加課題もこなして高いGPAとるもよし、能力を生かして大学生活をエンジョイするのもよい!)
2.大学生の間にプログラミングをしっかり学習したい人(1年の頃からレポート課題などで鍛えられます、情報系のコースのTAや教授などに自分から質問に行けば丁寧すぎるくらい親切に話してくれます)
この学科に向いていない人はこんな人
1.論理的に考えることが嫌いな人(プログラミングの素養で一番大事です)
2.大学生のうちは遊びたい人(ここ結構忙しいです、阪大自体単位取得が難しい大学とされています。)
(今まで学習した言語)
C言語 (大学1年生4月~、一番慣れている言語)
Python(大学2年生4月~、カリキュラムがきつすぎる影響でpython学習とコーディング課題を並行する鬼畜の所業をこなして学習)
(これから習得する言語)
Java (大学2年生10月~、c言語のおかげで学習しやすそう)
(その他の学習内容)
基礎的な解析学(マクローリン展開、テーラー展開など)
線形代数
微分方程式(教科書1冊分の範囲がテストになるので大変です)
複素解析
論理学
統計学
アセンブリ言語(1年ではcasl2、2年以降はより機械に読み込ませるのに近いアセンブリ言語を学びます)
電子回路
PBL(グループワークでプロダクトを作ります、2年前期でWebアプリケーションを製作することが多いです)