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オーダーメイドを始めて 「見えてきたもの」
更新が止まってしまったこの場所。
なぜリスタートを切ろうと思ったのかには、訳がありました。
私は大人向けヘアアクセサリーブランド「meon」を運営しているのですが、通常販売の他に「ヘアバンド カスタムオーダー」というフルオーダーの一歩手前(お客様に生地を選んで頂き、背面ゴム生地を合ったものに組み合わせるというオーダー)のサービスを提供しています。
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デッドストックのネクタイをアップサイクル
実際には百貨店POPUPにてご購入いただいたお客様が、リピートでオーダーされるケースが殆ど。
こちらのサービスを利用される9割のお客様が、リピーターさんです。
そんな中、昨年百貨店のPOPUPで出会い、オーダーをしてくださったお客様がいらっしゃいました。
お話をお伺いすると普段はロンドンにお住まいで、先日ご家族が亡くなられてしまい、3日間のみ一時帰国をされているとお話をして下さいました。
短期間の日本での滞在時間に、POPUPを目に留めて下さった、帰国理由はとても悲しい理由でしたが、お客様に対して、ありがたく嬉しかったのを覚えています。
オーダーのやり取りはブランドの公式LINEにて、ご提案させて頂くヘアバンドの生地や、お色味の確認など、画像とともにメッセージでコンタクトを取らせて頂いています。
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("公式LINE"というには、おこがましい程、LINEサービスを活用できておらず、今年の課題‥‥です泣)
そこ(公式LINE)でお客様から頂いたメッセージと、店頭での表情が忘れられなかったのです。
「インスタのポップアップの様子や作品のアップも楽しみにしていますね。早くも日本が恋しいので」
お客様は日本、ご自身の出身地が大好きだそうで、海外生活は長いのだそうですが、日本に戻りたいと、店頭でのお帰りの際、少し寂しそうな表情がなぜだか、ずっと忘れられませんでした。
それから出来る限り、POPUPの様子や、時折街並みを交えながらインスタ、ストーリーで「お元気ですか?こちらはこんな感じで、やっていますよ!」という意味を込めながら、更新をするようになりました(以前も更新していたのですが、フォロワー数の変動に逐一反応してしまい、目的が分からなくなってしまう時がありました、、本音)
そしてこれを機に、noteを復活しようという想いに至ったのです。
Instagramでは「商品のことだけ」にご興味のある方が多くいらっしゃると思います。
なので、noteのこの場所を、お客様とのお話の場(一方通行な会話ですが)
わざわざここへ辿りつき、読んで下さっている「あなた」は相当meon好き!ということで、商品製作の裏側や想い、時に雑談なども交えながら、パーソナルな部分も更新していこうという思いに至りました。
それ以外のお客様も、お子さんが小さく中々POPUPに足を運べないけれど、店頭でお話した際に恐れ多くも私の人柄を評価して下さり、オーダーのご連絡を頂くこともありました。
何が言いたいのかというと、私は人から自分に「求められていること」が分かると、情熱が生まれて走る方向が明確になりました。
自身の肩書きは「デザイナー」ですが、何か誇らしいファッションデザインの賞を獲得したわけでも、フォロワー何万人というインフルエンス力に長けているわけでもないです。
ですが、前職(帽子屋)のお客様から「求められていること」が分かりブランドを立ち上げました。
(↓自己紹介文参照)
ただ可愛いから作る、お金儲けのためというよりも
お客様が困っていることと、私が持っている引き出し(自分が歩んできた道、経歴、経験)を、照らし合わせた時に、お悩みを解消できる策が「アップサイクルで生まれる、大人向けヘアバンドのご提案」だったのです。
アイテムをonした時に、お客様の気分が上を向いて、自分の内側に灯火がぽっと灯るようなアイテムに加えて、普段お会いできない時にも、お楽しみ頂けるコンテンツとしてお届けして行きたいと思っています。
私の力不足で、出店の露出が安定せず、商品購入を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら、いつでも商品を見られる状態になく、申し訳ありません。
オンラインショップはご利用頂きやすいように、モールへの販路を広げてみようと整備中です。
ブランドは3期目に入り、3年5年とステップを踏み、ブランドとして、ゆくゆくは地域社会貢献が目標です。
ひとりの人間として成長できる様に一生懸命、勤めて参ります。
まずは週一投稿から、徐々に曜日と更新時間を設定して行ける様に。
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ブランドの成長を見届けて下さる方は、ぜひフォローして頂けますと幸いです。
何か私やブランドに「求めたいこと」がありましたら、遠慮なくご連絡をお待ちしています!
最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
meon 工藤未央