ファミマのスウェット
ファミマのスウェットを買った。3週間くらい前に同じものを買っている。それはとてもよかったので、同じものを買い増した。
ちょうどいいとはまさにこのことを言うのだろう。
そもそも期待しているハードルが低いのだろうか。究極的に良いものではないのに、妙に満足感がある。
昨年末の発売時は話題になり、すぐに売り切れてしまっていた。それを受けて今年は潤沢に生産したのだろうか、まだまだ簡単に手に入る。手に入らないものが欲しくなってしまうのが資本主義に生きる民なので、手に入るようになると急に語る人が少なくなる。話題性に欠けてきたことも、心のざわつきが抑えられてさらに良い。
このスウェットは、気張らず、楽に、頭を空にして着るものだと思う。単に切るだけで野暮すぎず、抜けすぎず、街に人に紛れられる。都市の中に埋もれた存在。3000円のスウェットとして、日常の制服として着るのに本当にちょうどいい。
コンビニエンスウェア、街中のコンビニエンスストアのような存在になるための没個性を与えてくれる。
今日は4枚切りの食パンでフレンチトーストを仕込んだ。明日が楽しみだ。