Amazon Driveサ終の個人的影響
結論:影響なかった
枕詞
日常的にカメラを使う機会・意志ともになく、気づいたら昨年10月からカメラのシャッターを一度も切っていなかった。記録としてのカメラは完全にスマートフォンに取って代わられたというのは、こうしたタイミングにふと気付かされる。
Amazon Driveのサービス終了について
前置きはさておき、カメラに挿しっぱなしのSDカードのバックアップをしようと思い、全てのデータを適当に放り込んでいるAmazon Driveを久しぶりに開いてみたら、こんな表示が出てきた。
このこと自体は2022年8月の時点で発表されていたらしい。見かけた記憶がないので、見落としていたか忘れていたか、どちらにせよAmazon Driveを久しく開いていなかったので反応が遅れた。
Amazon Driveの用途 - Amazon Photosとの連携
Amazon Driveはよくあるクラウドストレージサービスで、Amazon プライム会員ならDriveの容量に関わらず写真ファイルが無制限アップロードできるため、カメラ用SDカードに蓄積されていく全ての写真を保存する用途で利用している。Amazon Driveに保存されている写真は、Amazon Photosにも同時に保存されているため、iOS版Amazon Photosアプリからサムネイル表示で閲覧することができる。Google DriveとGoogle Photosではできないこの同期が便利だと感じている。
加えて、Amazon Drive経由でAmazon Photosに写真を保存すると、画像が圧縮されず、元の解像度を保つことができる。Exif情報が反映されないため、Amazon Photosでの閲覧時日付順での表示はできないが、RAW形式のデータもjpegと同様に上記の扱いができる。Google Photosの無制限アップロードが終了した現在、無制限アップロードが非圧縮で行えるという点で、圧倒的アドバンテージを有していた。
Amazon Driveが終了するとどうなるか
Amazon DriveのiOSアプリはすでにダウンロードできず、Webからのアップロードも2023/1/31をもってできなくなる。2023年一杯は閲覧とダウンロードのみが可能なので、保存されているファイルを別のストレージに移す必要がある。
私の場合は、写真ファイルのみでの利用なので、Amazon Drive上のファイルは基本的に全てAmazon Photosに自動で保存されている。そのため、別のストレージに移行する必要はなさそうだ。また、Amazon Photosのブラウザ版経由でアップロードを行えば、非圧縮でのアップロードもできそうなので、今後はAmazon Drive経由ではなく、直接Amazon Photosにアップロードをお行なうことで、これまでと変わらない運用ができるはず。
おわり
昨今はクラウドサービスの容量制限が厳しく、これまで利用できていたものが突然同じ様には使えなくなることがよくある(Google Photosとか)。今回の件に関しては、特に影響がなさそうでよかった。そもそも、今振り返ってみれば、Amazon PhotosのWeb版を用いれば何の問題もなく、Amazon Driveを経由する必要がなかったようにも感じる。