時間の見積もりが甘いADHD傾向に愕然!仕事の過負荷で潰れ気味。
気づかないうちに、限界を越えそうになっていた。1か月の間、もがいて、もがいて、足元から沈んでいくような気分に襲われていた。夜寝る時も、朝起きる時も悩んでいた。危ない所だったが、踏みとどまった。
仕事が過負荷になっていたのだが、自分では気づかなかった。
ライフハッカーのこの記事を流し見していて、ああ、これ(過負荷)だったんだよな・・と感じた。
仕事の過負荷を引き起こす要因
仕事の過負荷には「量」と「質」の側面がある。
仕事が過負荷になると常にストレスを感じ、感情面でのバランスが崩れ気味になる。今考えると、先月~今月は、どちらの過負荷も引き起こす仕事が集中してしまったのだ。
質の過負荷:スキル不足
11月半ばには、これまで請けたことがない仕事へチャレンジした。難しい仕事でも時間をかければ、丁寧にこなせばできるという自負心があったが、今回ばかりは打ち砕かれた。
莫大な時間を投下しても、仕事をやり遂げることができなかった。
専門知識(法律系)が必要な仕事だったが、いくら調べても「わからない?」壁にぶち当たってしまった。この仕事に取り組んでいる最中は、すっかり衰弱してしまった。
しかし、質の過負荷は見分けやすい。圧倒的なスキル不足なんだから「まだまだ、甘かったな~」と分かる。
量の過負荷:時間不足
12月に入って苦しんだのは量の過負荷だった。事前に一つのプロジェクトに使える時間を週に最大25時間と見積もっていた。そして、予想通り20時間前後を費やす仕事になった。
しかし、これがもう、苦しくて苦しくてしょうがなかった。
仕事自体は十分スキルにマッチしていたし、好きな分野だったのに・・。だんだん憂うつ感が強くなって、疲弊し尽くすところだった。
何とか一段落してから、仕事と予定を見直して唖然とした。
週に最大25時間使えるという時間見積もりが間違っていたのだ。ADHD傾向が強い私は、自分ができることを過大に見積もってしまう傾向がある。計画する時は、ちょっと背伸びした限界を越える計画をたてがちなのだ。
他の案件や雑務、外出や打ち合わせなどの時間を少なく見積もりすぎていた。現実には週に最大14時間~16時間しか使えなかったのだ。つまり、自分にこなせる範囲の仕事を10時間超過していたのだ。
気づくと、隙間時間全てを使い、夜の時間も使い、息切れしながら仕事をこなしていた。
これ、在宅ワークの罠。
プライベートも使おうと思えば使えるので気づくと、24時間365日仕事をするはめになる。危なく潰れかけて、ようやく気付くというのは、実に鈍い。こういうタイプが燃え尽きてしまうのだ。
過負荷を避けるには、時間を正確に見積もることが必要
ADHD傾向ゆえに、私は遅刻魔だ。結婚してからは、奥さんに怒られるので遅刻しなくなったけど、基本的には時間の見積もりができない。っていうか甘い。
出発駅から目的地の駅までの所要時間を調べて満足し、余裕をこいているのだが、自宅から駅まで行く時間を計算していなかったみたいなことがよくある。ほんと、着替える時間とも考えていないから、出る瞬間に大慌てになる。
仕事の時間も、実際に仕事に取り組む時間だけを計算していて、雑務とか、連絡の時間とか、打ち合わせの時間をすっかり忘れていて焦る。
イレギュラーに入る仕事もある。けっこう定期的にあるから、もう準レギュラーなのだ。そういう時間を差し引くと、、、25時間使えると思っていたのに、実際には15時間しか使えなかったのだ。10時間も見積もり間違っているとは・・・。
これまでも仕事の過負荷で、すっかりやられてしまうことが多かったが、もしかして圧倒的に時間が不足していたのかもしれないって思ってる。質の過負荷はともかく、量の過負荷に気づかないとはひどいものだ。
時間計測ツールtoggleを使おう
正確な時間見積もりをするためには、自分が何にどれくらい時間を使っているかを確かめる必要がある。そのために役だつのがtoggleだ。起きている間は、ほとんど、どのタスクをする時もtoggleで時間を計測している。
ただ、見直すのをすっかり忘れていた。これじゃ意味がない。ただ時間を計測している記録マニアだ。
それぞれのタスクにどれくらいの時間がかかっているかを分析して、仕事に取り組む前にきちんと計画しないといけないという、痛い教訓を学んだ日になった。
まとめ
これまでも、おそらく慢性的に時間不足(見積もり間違い)で過負荷を続けてきたのだろう。
計画を立てている時には、色々なことができそうに感じるのだ。
120%能力を発揮できている時の状態を思い浮かべて計画をたてがちだが、実際には、そんなクオリティで仕事できるスター状態になっている時は1年のうちでも数日くらいだ。
もう少し正確に自分を見ることができるようになりたい。ちょうど1年前に書いたNOTEで「ジョハリの窓」に言及していた。せめて、こういう日記を見直して、少しでもセルフコントロールに励むことくらいしかできないね~。