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ライバルに差をつける「早起き力」。本当に勝ちたい人の最終兵器。

やっぱ早起きしたい。何度となくチャレンジしてきたけど。今は普通の時間、7時~8時の間に落ち着いている。なんといっても、在宅ワークになったので、あまり早く起きる意味もないからなんだけど。以前は5時には起きて、外を散歩していたものだ。

早起きするために、一番大事なのは「理由」だ。なんのために起きるかがはっきりしていれば確実に起きられる。寝起きが悪い私だって、朝7時から始まるイベントを受け持っていた時には4時には余裕で起床できていた。必然性があれば起きられるのだ。どうしても目標を達成する!という強いモチベーションがあるなら、早起きは難しくないだろう。

勝つには早起きしかない

お菓子のデパートよしやの神吉氏は「早起き」経営で有名だ。神吉氏が、早起きを始めたのは、それが、ライバルに追いつくための唯一の方法だったからだ。プロのマラソン選手に勝つためには・・・という例えで語られる早起き話は、妙に説得力があった。

感銘を受けたので、ちょっと長いけど引用。本気で勝つことを考える人は、こういう風に考えるのだというのが分かって面白い。

「ここで、ちょっとクイズをやってみましょう。女子マラソンの金メダリストである高橋尚子さんや野口みずきさんを相手にマラソンをして、素人である私が四二・一九五キロメートル先のゴールに先着する方法があります。それは、どういう方法でしょうか。
 正解は、「彼女らよりも早く出発すればよい」です。当たり前ですが、一緒にヨーイドンで走ったら、彼女らに勝てるはずがありません。高橋尚子さんは引退を表明し、野口みずきさんも体の故障に苦しんでいますが、全盛期は四二・一九五キロメートルを二時間二十分台で走りました。
私はさて、どれくらいかかるでしょう。仮に七時間かかるとすると、彼女らがお昼の十二時にスタートするとして、私はその七時間前の早朝五時に出発すれば、逃げ切ることができる。」

そりゃそうだ~、スタート時間が違えば、それは勝てるよ。
だとしたら、現実のビジネスでも同じようにやればいいのではないかということだ。そこで、神吉氏は他社よりも三時間も早く店を開けることを決意する。毎朝5時には店を開けたのだ。

もちろん、お客は来ないのだけれど、その分、店内を隅々まできれいに掃除できた。仕入れた商品の仕分けや整理をしていると、何が売れて、何が残るのかが手に取るように分かり、売れ筋商品を見抜く目も養われた。何よりも早くから稼働していることで、余裕ができてきた。

「他社よりも三時間早く店を開けて仕事にかかれば、一週間で三時間×六=十八時間、ひと月では十八時間×四=七十二時間、丸々三日も多く仕事ができるわけです。一年間で三十六日、ざっと一カ月余り先発会社よりたくさん働く」

一日や二日ではなく、早起きを継続していくことで、それが他社の追随を防ぐ圧倒的な参入障壁になっていくのだ。結局、目標を本気で達成しようと思っているなら、その分、時間の絶対量を投入していくことが必要だ。それなりの時間しか注ぎ込まずに、プロになれるはずがない。

本当に勝ちたいのか

そこで、自分は、本当に早起きしてまでプロになりたいのかと自問自答させられた。早起きをしていると格好いいとか、仕事ができる人みたいだとか、そんなフワフワした理由では早起きはできない。絶対に突破したい壁があるのかどうかということだ。本当に勝ちたいのかということだ。

目標がないわけではない。ぼんやりとした目標はある。でも、それを達成する自信はあるようなないような微妙な感じなのだ。だから、精一杯それに取り組むのを恐れるような気持ちがある。アクセルを恐る恐る踏みながら、同時にサイドブレーキを引っ張っているような感じなのだ。ここを本気で突破したいと思えば、早起きするしかないだろう。

そして、早起きは裏切らない。

時間は命

あまり、意識しないけれど、時間というのは命そのものだ。時間をどれだけ使うのかは、自分が何に命を注いで(削って)いるのかを明らかにする。

神吉氏のように、会社を成功させ、繁栄させることを生きがいにする人もいれば、家族と一秒だって長く一緒にいることを願う人もいる。私の場合は、もっと違う目標がある。やりがいと生きている意味を感じる目標だ。

人によって目指すものは違うけれど、もっとも得たいものに、もっとも時間を投資するのは賢明なことだ。そんなことは、もう痛いほどわかっている。本気になった時は、おそらく苦も無く起きることができるようになっているだろう。

そろそろ、本気出す時が来たかな(涙)

#早起き力 #早起き  





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綿樽 剛@AGA・薬を使わない薄毛対策
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq