![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28858890/rectangle_large_type_2_2d7ded35faee000a8ac05582b1e394ea.png?width=1200)
「悩む人」から「考える人」になろう。モヤモヤ整理マップのすすめ。
「下手の考え休むに似たり」。ある程度考えても、何も行動ができないなら、考えるだけ時間の無駄になる。昔の人は、ほんとうまいこと言うもんだ。いくら考えても、何も生み出せない人は、実は考えているのではなく悩んでいるだけかもしれない。
モヤモヤが大きくなり、だんだん辛くなってきた時には、行動しよう。時間と共に、モヤモヤは大きくなっていく。早めの処置が良い。
「考える」と「悩む」は違う
普段、あまり意識しないけれど、考えることと、悩むことには大きな違いがある。悩んでいる時の精神状態は、例えていえば、アイドリングしている車だ。エンジンがかかっていて燃料を浪費するけれども、どこにも行けないのだ。下手に精神エネルギーは使っているもんだから、すっかり疲労してしまう。しかし、何も成し遂げはしない。
大切なのは、考えたら、何かしらの行動まで持っていくということだ。その時点では、解決策となる行動まではじきだせなくても良い。それでも、ただ、頭の中にモヤモヤめぐっている状態から、何かしらの形にして出すまでするんだ。
悩んでいるか、考えているかの見分け方は「手が動いているかどうか」で見分けられるといわれる。
「そして、「この問題はどうやったら解決するのか?」と考えるために、紙とペンを持つ。自分が今悩んでいることと原因を書き出し、解決方法として適切なものを箇条書きにしていく。すると、悩むことはない、解決策はこんなにあるではないか、と悩みが吹き飛ぶのだ。どんなに深刻で解決できそうにない問題でも、この方法で解決策を書き出してみると、意外にも2つか3つの方法で解決できる道筋が見えてくる。そのように、漠然と悩んでいるのではなく、一歩でも前に進もうとする思考を継続するべきだと思う。 難しい、深刻だと考えたら負けである。難しいと思ったら、そこで思考停止してしまう。無理にでも「簡単だ」と思うと、意外と道は開けてくるものなのだ。」
大きな問題(だと、自分で思っていること)は、何から手をつけてよいかわからないはずだ。そんな時は、石塚氏のように、とにかく問題点と解決策を箇条書きにして書きまくるというのも良い。何も出ないかもしれない。でも、確実に行動(手を動かした)はできたのだ。それがきっかけになる。
この発想は、私がたどりついたノウハウと同じだった。
モヤモヤ整理マップ
私の場合は、書き出す時には、マインドマップを使うことが多い。マインドマップはバラバラのキーワードを一つにまとめていく、とても便利なツールだ。イライラした感情とか、モヤモヤした感情とか、まずは、擬態語でいいので書いていく。すると、そこから派生して、いろいろなキーワードが出てくる。例えば、こんな感じで。
「モヤモヤ」→「悲しい」「切ない」「苦しい」「焦りの気持ち」「うらやましい」「いつも同じ」「比較している」「自信がない」
ひとつのキーワードから、どんどんと感情が紡ぎだしていければ、それをまとめて、整理して、繰り返していくだけで、自分の感情は整理可能だ。頭の中だけにあると、まるでホラー映画のモンスターだ。出てこないから怖いのだ。いざ、目の前に現れるとエイリアンだって、全然怖くないよね。
一切悩まない人にはなれないだろうけど、悩む人から考える人になることは可能。それは、一つのスキルなのだ。
いいなと思ったら応援しよう!
![綿樽 剛@AGA・薬を使わない薄毛対策](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143313230/profile_dedf46ef47245f37dd7686ea25793d26.jpg?width=600&crop=1:1,smart)