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黙っていても人が近づいてくるなら境界線(バウンダリー)の危機であることを知ろう。
一緒に歩ている人が驚くほど、声をかけられやすいタイプだ。駅で待ち合わせをしていると、人が近づいてきて道を聞いてくるのだ。そばに駅員さんいるのに(涙)だいたい、HSPの人は同じタイプが多い。
なんでもかんでも引き寄せてしまうというのは長所である一方、弱点でもある。セールス・勧誘・悪い人・怖い人にも、簡単に目をつけられてしまうということなのだ。長年、なぜ、人が近づいてくるのかわからなかったが、境界線(バウンダリー)学んで、その謎が解けた。
境界線を越えるのは命がけ
動物の世界では、境界線というのは生死を分けた戦いになるほど大切なものだ。それぞれの縄張りに一歩踏み込んだら、最悪の場合は殺される可能性もある。もちろん、これは国と国との国境でも同じだ。国境を無視すると、最悪戦争になる。だから、境界線というのは、とても大切なものなのだ。
ゴルゴ13の背後に回り込むと大変なことになる。境界線がはっきりしている人は、ある一定以上の距離に、人を入り込ませない。腕組みをしたり、キビシイ表情をしたり、あらゆるコミュニケーション手段で「近づくんじゃねぇ」というオーラを出し続ける。
HSPの境界線はあいまい
ところが、HSPの人は境界線が非常にあいまいであるという特徴を持っている。一般の人だったら、ケンカになりそうなところまで相手が入ってきても、自分がちょっと後ろに下がるくらいで受け入れてしまう。その雰囲気が、立ち姿、目線、表情に出てしまう。「押せば行ける」というのが直感でわかる。
だからこそ、人はHSPに近づくのである。「この人なら拒まれなさそう」というわけだ。そして、実際に拒まない。相手が道を聞きたいおばあちゃんなら、いくらでも助けてあげるのだが、悪い人や下心がある人が近づいてきたら大変だ。そしてHSPはこういう人の餌食になりがちである。
境界線のプロを真似する
HSPが、心底大胆に行動できる日は来ないはずだ。その気質は死んでも変わらないから。しかし、ふるまい方・行動パターンを変えることは可能だ。自分の境界線をしっかり持っているプロの動き方を真似するのだ。
「この人には、近寄れない雰囲気がある。」という人、丁寧だけど、一歩中に入らせないというオーラをまとう人の動き方を徹底的に真似する。姿勢、表情、振る舞い、言葉遣い、一瞬見せる鋭い目。
そのうちに、見た目だけでは、HSPなのか、非HSPなのかが分からなくなること請け合いである。そして、実際に自信も少しは湧いてくるかもしれない。
ただ、肩をいからせて、サングラスをして、ガンつけながら歩いたりはしないほうがいい。それは真似する人を間違えている。
何事も「適度」ってものがあるのだ。
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