日記が続かない・・を克服!時系列で一日を振り返るDCAP日記
私は、マメなほうではないけれど、日記を書く習慣だけはずっと続いている。寝る前には、数年前の同じ日の日記を見直す。時には一行だけしか書いていないこともあるし、ある時は暑苦しいくらい重たい気持ちを書き綴っている時もある。それも含めて、その時々の自分を確認するために、日記は貴重なツールだ。
色々な本で勧められる日記の書き方を試しているが、なかなか、これぞ!というスタイルに出会わない。っていうか続かない。最近もポジティブ日記を書き始めて3日で終わった。そんななか、一昨日、塚本亮さんの「スゴイ!早起き」を読んでいたら、DCAP日記が紹介されていて、これはいいかもと思ったので紹介したい。
DCAP日記
私が大学受験のときから書いているのが〈DCAP〉で書くというシンプルな日記です。PDCAは聞いたことがあるかと思いますが、今日あった出来事を振り返ることからスタートして、順を追って書いていきます。
「(Do)なにをしたの? なにがあったの?」
「(Check)それはどうだった」
「(Action)どうしたらもっと良くなる?」
「(Plan)次の一手はなに?」
こんなふうに、シンプルにプロセスを辿っていくことで、1日の出来事を簡単に振り返り、自分なりの考えをまとめることができます。
引用:頭が冴える! 毎日が充実する! スゴい早起き すばる舎 塚本 亮
DCAPは、起きた出来事をシンプルに書いていくだけの日記だ。そこに、気づいたことや、改善したいことや、チャレンジしたいことを書き加えていく。この日記法が良いのは、日記を書く手が止まらないことだ。
とにかく時系列で書く
ポジティブ日記、できたことノート、ほめ日記、、、、一日の中でのポジティブな出来事にスポットを当てて日記を書くスタイルをしばらくやってみたんだけど、コンディションが良い時はいくらでも書ける。でも、書けない日は一、二行を書くのも苦労するのだ。一日の中から特定の出来事を拾い出すというのは、思いのほか大変だ。
そこで、とにかく時系列で書くことをおすすめしたい。睡眠時間・就寝起床時間・体重・食事から始まり、朝に何があり、午後に誰と会い、夜に何をしたか。
例えば、こんな感じだ。とにかくまず最初に、Do(何をしたか)だけ書いておけばいい。
朝:起床時間6:10 眠い。昨晩が遅かったのが効いている。
午前:10時くらいまでエンジンがかからずボーっとしていた。〇さんとの打ち合わせがあったが、準備不足であまり良い成果がなかった。
午後:昼食後から、だんだんノッてきた。午後の1コマは集中してプロジェクトに手をつけることができた。一気に完成が見えてきた。
夜:20時までにはすべて仕事を終えて、それ以降はオフにした。できれば23時には寝たい。
一日にあったことを、時系列で書き出してみると、書いている最中に、思い出すことがあり、結局のところ、いろいろな気づきがある。そこで、後からでもいいので、気づきを書き加えていく。
朝:起床時間6:10 眠い。昨晩が遅かったのが効いている。
→24時を越えて寝てしまうと、朝が辛い。睡眠時間は7時間は必要だ。
午前:10時くらいまでエンジンがかからずボーっとしていた。〇さんとの打ち合わせがあったが、準備不足であまり良い成果がなかった。
→午前中はエンジンがかからない方がよい。大事な打ち合わせは午後に回した方が集中できるっぽい。ボーっとしているのが分かっているなら、コーヒー飲むとか、エナジードリンク飲むとか強制的にエンジンかけてもいい。
午後:昼食後から、だんだんノッてきた。午後の1コマは集中してプロジェクトに手をつけることができた。一気に完成が見えてきた。
→やはり、この時間が一番元気になるので、大事な仕事は午後の枠に持ってきたほうが良い。
夜:20時までにはすべて仕事を終えて、それ以降はオフにした。できれば23時には寝たい。
→と言っても、20時に仕事を終えて、21時に夕食を食べて、、、23時就寝は厳しい。やはり19時くらいまでには帰宅していないと、23時には眠れないだろう。ダラダラテレビ見ながら食べちゃうしね。全体的にリズムが後ろに下がっているので、これを前に持ってくることができるように、早起きを目標にしてみよう。
こんな感じだ。一昔前の私の姿だ。まずは、思考をいれずに書き出すことができないと続かない。これは日記を長続きさせるコツだ。
日記を読み返すメリット
日記を書いて、読み返していると、メンタルのバランスがとれるようになる。今悩んでいること、これまで経験したことがないように思える壁でも、実は一年前にはもっと大きな壁と思えることにぶち当たっていたのを忘れていたりする。一年前の日記を読み進めていくと、思わぬ方法で壁を乗り越えることができたり、実は単なる心配性だったりする。
最悪だと思うことも、一年後には最悪とは言えない経過になっていることもある。実は、人間ってのは自分が思うよりも柔軟だし、状況に適応する。
日記を読み返すと、人生を連続体として見ることができる。今は、過去からつながっており、未来へつながるものだと分かるようになる。だから、一日も欠かさずに日記を書きたい。できるだけその日にあったことをもれなく書きたい。
日記は未来への投資だと思っているから。毎日、30分~40分かけて、日記を書き、記録しているけれど、これは大事な時間だ。
だからこそ、書きたいのに書けない時が一番つらい。一日の中の特定のトピックだけを拾い出そうと考え出すと、筆が止まる。とにかく書き出すこと、まずは考えなくてもサクサク書けること。DCAPは、日記が書けない人にとって、非常に有用な方法じゃないかな。
大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq)