ダイエットに効果的【感想】美と若さの新常識「マグネシウムはぽっこりおなかの救世主」
BSプレミアムで放映していた「美と若さの新常識」(すでに終了している)バックナンバーを見直している。食事・睡眠・運動は、健康になるためには欠かせない。健康はメンタルには欠かせない。そう、すべてはメンタルのためだ。今日は、栄養素・ミネラルの話だ。
マグネシウムが人体には欠かせないというのは知っていたけど、なぜ、これほど必要なのかは、あまり知らなかった。効果的な摂取方法も併せて学んだのでメモっておこう。
マグネシウムがダイエットに効果的な理由
マグネシウムは、一言で言えば「細胞の中で代謝をスムーズにする達人」だ。全身の細胞のいたるところでマグネシウムは必要とされる。マグネシウムが十分に足りていると、体内に入ってきたブドウ糖をエネルギーに変えることができる。余ったブドウ糖は中性脂肪になるから、マグネシウムさえあれば中性脂肪が増えるのをカットできるのだ。
それだけではない。マグネシウムは水分と結合する作用がある。大腸の中にマグネシウムが十分にあれば、便に水分を取り込むことができ快便になる。これも、マグネシウムがぽっこりおなかに効く理由だ。1週間、1日1食マグネシウムが豊富な食材を食べ続けたモニターは全員ウエストが減った。食材にマグネシウムを加えるだけでいい。
食事からマグネシウムを摂る方法
マグネシウム豊富な食材を摂るためには、この言葉を覚えておこう。「そばのひまごとまごわやさしいこかいなっとく」。ドラクエの呪文みたい(笑)
つまり、「そば・バナナ・のり・ひじき・豆・五穀・豆腐・抹茶・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・いちじく・昆布・牡蠣・いも・納豆・とうもろこし・くるみ」の頭文字だ。
逆にわかりにくい・・。
マグネシウムの推奨量は男性370㎎・女性290㎎だが、現実には男性240㎎・女性210㎎にとどまっているという。つまり1日100㎎くらいマグネシウムが欠けていることになる。これは五穀・和食を食べる習慣が激減したためだ。日本人は慢性的にマグネシウム不足になっている。バランスの良い食生活のためには、できればサプリではなく、食事から摂取するほうが良いという。
番組で紹介していた料理は、とてもシンプル。かつ美味しそう。「豆腐だれ蕎麦」だ。我が家では「十割そば」を昼食に食べることが多いので、これはすぐにやってみたい。(参考:真のコスパ抜群!十割そばの満足感。)
「にがり」でマグネシウム摂取
とはいえ、我が家では、マグネシウムを摂取するための秘密兵器がある。それが「にがり」だ。スーパーでは「塩」のコーナーに数百円で売っている。
もともとは、マグネシウムが豊富な食材のひとつである「豆腐」に目をつけたところがスタート。豆腐半丁で40mg~80㎎のマグネシウムがある。ただ、豆腐の中には、にがり(塩化マグネシウム)の代わりに、グリセリン脂肪酸エステルを使っているものが多い。で、あれば、にがりを直接摂取すればいいのではないかと思い立った。
コーヒーに一滴・二滴入れるだけで必要なマグネシウムを摂ることができる。なぜか、コーヒーの味にもコクが出るのでおすすめだ。
感想まとめ
マグネシウムは筋肉を柔らかくする効能がある。マグネシウムが足りていれば、血管も柔らかく保つことができる。美容にも良い。意識して摂取すれば、確実に効果の出るミネラルのひとつだ。番組の中では、サプリでの摂取は、そんなに推奨されていなかったとはいえ、別にサプリで取ってはいけないということはないだろう。100㎎不足しているのはわかっているわけだから、日ごろのミネラルの不足を補うには、サプリも有用だと思うけど。