コロナ太り解消なるか【NHK】美と若さの新常識~カラダのヒミツ~「新たなダイエットの王道!胆汁パワー」
コロナ禍の中で、かなりウエストが太くなってきた。お腹が目に見えて、ポッコリしてきた。まあ、在宅ワークの日は1000歩も歩かない日もあるし、運動しないのに、お腹だけは空くのだから当然の結果だろう。できれば、外をしっかり歩く習慣をつけたいのだけれど、梅雨で毎日、雨ばかりだったし(など、言い訳だらけで運動しない)。
そんな折、素晴らしい番組を見た。ポッコリお腹に効く「胆汁パワー」「胆汁ダイエット」だ。身近な食材でダイエットを行うことができるようだし、一気に希望で目がキラキラしてしまった。
胆汁とダイエットの関係
今から2000年も前から、ヒポクラテスは健康と胆汁の関係を突き止めていたという。現代の科学によって、この見識が裏付けられるようになってきている。番組では、胆汁(胆汁酸)研究の世界的権威の渡辺光博氏が登場して、最新の研究成果を惜しげもなく説明してくれる。
渡辺氏は、こんな本も出している。
胆汁酸が、ダイエット(痩せる)に効果的な理由は次の2つだ。
1:腸が脂肪を消化吸収できるように助ける
2:脂肪を燃焼させ基礎代謝をあげる
食後に体が熱くなるのは、胆汁酸が細胞に取り込まれ、脂肪細胞を燃焼させているからなのだという。通常は筋肉を付けなければ、基礎代謝が上がることはないが、身体にフレッシュな胆汁酸がしっかり出ていれば、嫌でも基礎代謝が上がるとのこと。つまり、勝手に痩せていくのだ。
胆汁酸の質を上げる食材を3週間食べ続けた人は、2キロ~3キロ痩せ、ウエストも数センチ落ち、コレステロールも下がったという。これはすごい。
胆汁酸の質を高める3つの食材
胆汁は、健康な人だと600ml~1Lが肝臓で生産され、胆のうに送られる。胆のうは、胆汁を蓄え濃縮して、必要な時に体に放出する。番組では、胆汁の質を高めることができる3つの食材が紹介される。
1:もち麦
ひとつめの食材は、もち麦だ。もち麦に含まれる水溶性の食物繊維(Bグルカン)が便秘を解消すると、胆汁の働きがよくなる。便秘になると、古い胆汁酸が、なかなか腸内からなくならず、その結果として新鮮な胆汁酸が作られなくなる。古い、劣化した胆汁酸は、脂肪の燃焼効果が落ちるのだ。
これを防ぐためには、もち麦ご飯を定期的に食べて、便秘を解消しておくことが大事だ。カレー・チャーハン・ドリア・リゾットなど、パラパラ具合をメリットにできる食べ方をすれば、美味しく食べられる。番組後半で登場した「ワンタン」のように、ひき肉ともち麦を混ぜるのも良いかもしれない。
2:杜仲茶
胆汁の機能を高めるお茶として、抜群なのは杜仲茶だという。杜仲茶の成分( アスペルロシド)は小腸の中で胆汁の生産を高める。1日500ML飲むと良いようだ。できれば、1L飲むと40分ウォーキングしたのと同じくらい代謝が上がるというのだから、これはありがたいお茶だ。普段飲むお茶を杜仲茶にしようと検討中(毎日、2Lはお茶を飲む習慣があるので、杜仲茶に変えればいいだけだもんね)。
3:海苔
そして、最後は海苔だ。海苔は、胆汁酸の敵である腸内細菌クロストリジウム菌をやつける成分(ポルフィラン)を豊富に含んでいる。1日あたり2枚を食べることができればよいという。お昼に、おにぎり2個食べれば一枚を食べられる。あとは、お味噌汁に1枚入れれば、それで一日のノルマクリアだ。海苔は大好きだから、食べるのは苦ではない。
食事に良いものを追加するだけ
さっそく買ってきたし。
普段の食生活の中で、実行するのが難しいものではない。ランチをもち麦に変え、杜仲茶を普段のお茶にして、海苔を多めに食べるようにする。これくらいで、ダイエットに成功するなら素晴らしいものじゃないだろうか。私は、消化力が弱く、よく胃もたれを起こすタイプだ。番組を見ていて、これって、もしかして、胆汁に問題がありそうだなと感じた。
それと比べると、妻の消化力はすごい。食べても食べても、食べたすきから、お腹を空かせている。まるで、鳥のひなだ。そして、いくら食べても太らないのだ。これは、胆汁の質が良いのではないかとみている。さっそく、一か月くらい試してみたい。本当に痩せたらすごいよね。