早起きのためには「寝つき」が重要!大切な「夜ルーティーン」の作り方
早起きするためには、夜は早く寝なければならない。実は早起きの秘訣はこれしかない。朝5時に起きたいと思えば、夜の8時か9時には寝ればよい。しかし、これまで夜型を続けてきた人にとっては、早く寝るというのもけっこうな苦行になるのだ。
9時に床にはいっても、目がさえて眠れないのがオチだ。そこで、今日は、寝つきをよくするための「夜ルーティーン」について考えてみたい。
夜ルーティーンの作り方
寝る前の夜ルーティーンは脳科学の築山氏の方法を参考にしたい。
「毎日、寝る前に同じ行動をするのも有効です。これは「入眠儀式」と呼ばれる一種の自己催眠で、たとえば夕食後、片づけ→勉強→入浴→明日の準備→読書→就寝という一連の行動を毎日繰り返していると、その活動の後には必ず眠りたくなってきます。朝と夜の活動はパターン化されていていいのです。」(P52-53)
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人間って単純なもので、決まったパターンを自分にプログラムすることさえできれば、あとは決まったように動くものなのだ。現代人はただでさえ、毎日、ストレスにさらされて脳疲労状態なので、夜の時間にストレスを増し加えるようなことはしないのが良い。夜の時間は、頭に安らぎを与えるのに適した時間だ。
築山氏は、夜にしてはいけない習慣を挙げている。
・刺激的な映像や音楽に触れる
・激しい運動をする
・激しい議論をする
・指先などの末梢神経を刺激する
・短時間で集中して仕事をする
(P53)
まあ、夜に仕事しちゃダメってことだね。「指先の末梢神経を刺激する」、これはまさにタイピングのこと。夜の時間にブログを更新したり、仕事をしたり、ネットサーフィンもよくなさそう。今、やっている(涙)
私の夜ルーティーン
私も少し前から、夜に予定を入れることはやめている。あこがれの哀川翔さんに学び、夜の時間に仕事も勉強もしない。とにかく、夜は食事をして、リラックスして寝るための時間。唯一読書を自分のリラックスタイムにしている。そう割り切ってしまうと、非常に楽になった。
やっぱシンプルイズベスト。
22時以降には、もう実働はしない。ゆるやかな読書タイムだ。単行本を1-2冊読み、歯磨きをし、着替えて、今度は寝床に移って、読書を続ける。23時前後になると、瞼が自然に垂れてくるが、ここらへんで、いろいろなことを思いめぐらし、、、、。
夜の食事まで終わると、もう一日のことからはすっかり解放されて、うれしくなる。新しい本を開いて、ゆっくりと思いにふける時間が至福の時だ。毎日、毎日、そんな贅沢な時間を持ちながら、眠たくなってぐっすり眠れること、これに勝る幸せがあるのかな?と思ったりする。
確かに、そんな気分でいると、寝付きだけは抜群に良いものだといえる。(ちょっと寝起きは悪いんだけど、それは今後の課題だ)