社内ルールに従わない人は自分ルールに従っているんです〜イヤなやつほど仕事がデキる〜
実際イヤなデキルやつからは多くの学びがあったりする
人間性は尊敬できないけど、スキルが素晴らしい人からが一番学べたりします。
著書『イヤなやつほど仕事がデキる なぜルールに従わない人が成功するのか』には、職場の慣習に従うことのヤバさを示してくれます。
本書の主張はとってもシンプルで
慣習に従うくらいなら自分ルールを貫け!
というもの。
いかにもありそうな本ではございますが、本書は自己啓発本にあるような売名本ではなく
経営理論を学びつつ、ディズニー、ゴールドマン・サックス、ハネウェル、ノバルティス、P&G、果てはアメリカ陸海空軍まで講演やコンサルティングを行った経験のある著者がそう言っていることがポイントでして。
制約の中にある「自由」を探せ!
本書の中に
「制約のなかに自由を探せ」
というテーマがありまして。
会社にはルールがあってそのルールを守らないと仕事が回らないようにできています。
しかし、「みんながやっているから」と言って行っている業務も中にはあり、それは変更可能な自由な業務です。
私自身、仕事量の多い部署に配属されましたが、
「正直この業務で得られるものがわからない」
てと思ったものは積極的に切り捨てています。
『エッセンシャル思考』じゃないですけど、必要な業務はその実少なく、そこだけに注力していればいいものです。
最初の頃は全部やってみてますが、全体の業務を一度書き出して、目的と照らし合わせると無駄な業務が見えてきます。
私自身も手際のいい人ではないため、一度書き出すって作業がどうしても必要になります。
自分が学生時代に受験勉強の際に行ってよかった、「1週間の目標を立てる」や、サークルの役員の時に優先順位を絞る際に使った「提出期限をまとめた表」なんかを使って業務の際は迷いなく進めることができています。
前の記事で書いた『ORIGINALS』の時に出てきた実験でも、
自分でちょっとした工夫をして、やりやすい環境を整えること
は非常に大事だったんだと言えます。
今の職場に窮屈さを感じる方にはかなり刺さるんじゃないかなと思います。