普段の食べるものから砂糖、油、塩を徐々に省くことで自然に痩せていく
セットポイント理論を行うことで空腹を感じず痩せていく
久しぶりにダイエットネタをやってみます。
ダイエットというよりは人体のしくみを理解しつつ、それをダイエットに応用している感じで進めています。
中でも、神経学者であるサンドラ・アーモットが語る「セットポイント理論」にはまったくもって共感するものがございました。
セットポイントとは
人間の体に備わっている体重を一定に保つ仕組み
というもの。詳しくは下記の動画に載せております
具体的には摂取カロリーに応じて空腹ホルモンと満腹ホルモンの調整を行っているんですね。
ある動物の脂肪を別の動物に移植するって凄い実験が行われたんですが、脂肪を移された動物は、自動で代謝が激しくアップして、すぐに元の体重にもどったんだとか。
人間を対象にした研究では1964年の研究が有名で、ある監獄の受刑者に1日10,000kcalも食べさせる実験を行ったところ、だいたい元の体重の15〜25%ほど太ったところで増量がストップ。実験が終わると、すぐに元の体重にもどってしまったんだそう。
このセットポイントは40~70%が遺伝で決まっているみたいでして、それだけ言うと
じゃ、ダイエットなんか意味ないじゃんか!
って思うところなんですけども、ここで終わらないのがキモ。なぜならば、、、
人間は本来スリムな体型を保つようにできている
からです。
それを聴くと「いやいや、それはないでしょ」って思うかもしれませんが、セットポイントが正常に働いているならどんなに食べてもスリムになるよって言う証拠に
狩猟民族は本能に赴くままに食べている
っていう事実があったりします。
狩猟民族は狩った肉や、採った野菜や果物を食欲が満たされるまで食っても肥満はゼロであり、現代病である糖尿病や動脈硬化といったものとは無縁の生活を送っています。
んじゃなんで先進国に生きる人たちは肥満な人がいっぱいいるの?
って話になるんですけども、それはズバリ
塩、砂糖、油の量が狩猟民族界じゃ考えられないくらい摂取してるから
なんですよねぇ。
加工されたお菓子や、ピザといったうまさに拘った料理には、自然界にはありえないレベルで上の3つが凝縮されており、脳がうまく処理できないんですよね。。
それでいて、麻薬レベルで中毒性を持つ性質をしているため、簡単にホルモンバランスが狂って「食べ過ぎ」を引き起こすんだと言われています。
詳しくはジャーナリストがまとめた、『フード・トラップ』がオススメ。
実際にポテチの創業者はポテチ食べないし、コーラのCEOはコーラなんて飲まずに瞑想を行ったり、夜は魚しか食べないみたいなめっちゃ規則正しい生活を心がけているんだとか。。
身近でそういった加工食品、飲料の製作過程をみている分、危険性も相当理解しての選択なんだと思います。
だからこそ、徐々に加工食品の塩、砂糖、油を避けて、自然由来のものを食していくようにすれば必ず痩せるといった理論が「セットポイント」を使ったダイエットです。
セットポイントは、ダイエットやるなら絶対抑えた方がいいポイントで済んでぜひぜひ上の動画をみて知ってみてくださいな。
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