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【36:SEE】ヒャッ
✨運動会何が好きだった?✨
リレー
✨朝読書ってあった?あったら何読んでた?✨
ミッケ
✨給食エピソード✨
揚げパン出たことない 嘘 あったわ
タイトルに惑わされなかったみなさま、こんにちは。
普段、RnBばかり聴いている。
RnBというのは、基本的にゆったりしていて、かつもったりしている音楽だと思って差し支えない。故に、その定義はかなり曖昧になっており、様々解釈はあるものの、はっきりとこれ!というジャンルのカーテンはない。多分ない。
上に載せた曲は、SZAの「kill bill」。一億歳生いってる超売れ曲。このmvと楽曲のテーマ、結構RnBの面白さが詰まっていると思っている。
楽曲の歌詞は、「今でも好き!私おかしくなっちゃったわ」と言いたいらしい。お大事に。
ここで面白いのがmv。最初に爆裂に撃たれる訳なんだが、脱出して口を開いて第一声、超スローテンポでいい感じなgrooveと哀愁漂う音楽が流れ始める。
なんだそれ、と初見の時に思った。淡々としすぎじゃろ!と思った。
でもこれ、とってもRnBらしいと思った。何故なら、RnBの曲って、大凡、したたかに激情を歌うんだよね。めっちゃ辛いからと言って、「うわー!!」じゃない。極めて写実的。感傷に浸って、あれこれ考えてる。
ウチはこういった音楽がだぁいすき(前回のSEEのnote参照。沢山おすすめを載せています)。
何故なら、いつでも聴けて、いつでもいい感じなフィーリングとバイブスを運んで来てくれるから。
音楽にはジャンル分けというのがあるが、かなり大きな括りだと、「踊れる」「騒げる」「リラックスできる」「ノスタルジックになれる」「一体感を持てる」「BGM」「聖歌」…あたりだろうか。
RnBはここでいうところの、ゆったり系ジャンルを大体内包している。時にただのBGM、時に切ない失恋ソング、時にダンスミュージック。そしてRnBと呼ばれる各楽曲は、それらの要素のどれもを少しずつ持っていて、その割合が少しずつ違う訳で、要はとても繊細な音楽なんじゃないかと思う。「RnBなんかこうやっときゃええやろ」がない。
だから、大体いつ聴いてもなんかちょうどいい。同じ曲でも、ただボーッと聴く時もあれば、クラブで流れて爆踊りすることもある。時に泣けるだろう。僕はその点、RnBの機能性は、ボカロ曲とは正反対に思う。RnBは極めて体温に近く、肌に触れて溶けてしまう様な、写実的、人間的な音楽だと思う。一方でボカロ曲の多くは、一貫したテーマ、創作、ハッキリと強いメッセージ性があり、“摂取する為の音楽”だとずっと感じている。これはどちらが悪いとかではなく、水とドクターペッパーみたいな感じ。水はいつでも80点、時に100点。一方ドクターペッパーは飲みたくなった時にピンポイントで“摂取”したくなる。その時の美味さと言ったら120点だろう。
僕は普段、アニメも漫画も映画も小説も、見ないし、読まない。創作物に触れていない。(クリエイターとしては、恐らく良くない。)
ダイナミックで刺激的な創作作品は、胃がもたれる思いがする。(多分鬱で心に余裕がないだけ)そんな人間には、ただのなんでもない、水の様な、空気の様な、寝巻きの様な、四季の様な、RnBという音楽がうってつけなんだろうな〜。
そんなRnB大好きSEEが、11/26にRnBしかかけないDJイベントに出ます。無料です。
楽しみすぎてもう選曲してあるけど、ボカロどころか、日本語の曲も入ってなかった。
最高に心地良いRnBを、ゆったり聴いてみたい方は是非。多分ずっと暇してるんで、来た方はゆっくり話しましょう。