「活動(Action)の未来」
2019年12月にアフガニスタンで中村哲さんが凶弾に倒れてから3年になる。僕は、彼の著書を数冊読んだが、特に印象に残っているのは『わたしは「セロ弾きのゴーシュ」 中村哲が本当に伝えたかったこと』だ。
現地で住民の様々な声を聴き、いちいちそれに応えていく。そこに「やらされ感」はなくて「ま、お付き合いしますか…」的な肩の力の抜けた取り組みの積み重ねが偉業へと繋がっている。「活動(Action)」とはこうするものだと知らしめてくれる。
同じ日の毎日新聞朝刊には、このような記事も掲載されている。「民生委員 定数割れ拡大」。僕も先日、二期目の民生児童委員を委嘱された。活動を義務と捉えると「やらされ感」が生じるのだろう。だから、敬遠され、なり手不足になる。
中村哲さんのように生きたい。だからこそ彼の死が残念でならない。
I have a dream. 私の「夢」は、日本に活動家を養成する学校をつくることです。 私の「モットー」は、Life is Art. Life is Play. -生活をアートできるようになれば既に幸せ-