2017.02.17 日々

シャバーニ。君の悩みは僕の悩みだ。
　
まず…僕は生き物としての命題を全うしたのか？ただ「いのち」をつなぐだけであれば、プラナリアとも変わらない。人生に意味を持たせることができたのか？よりよく生きたと満足し、死を迎えることができそうか？
　
と…　ここまで考えて、爺は己の欲深さに辟易しました。
　
「どこまで行っても自分なのか？」
　
己への執着は、重油のようにその身に纏わりつく。タンカーが座礁した後のぬっとりとした水鳥。いや。災難ではない。お前は、自ら白から黒へと、身を染めたのだよ。
　
己の開放への道標はどこにある？共に考えてくれないか？