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幸福度を高めるお金の使い方
コロナウイルスの影響によって、政府から一律10万円の補助金が支給されることになりましたが、色々とごたついてるようですね(笑)
因みに皆さんは10万円を何に使うか決めてますか?やはり今後のために貯金ですか?それとも前から欲しいと思っていたものを買いますか?
せっかくなのでこの機会に、心理学的に一番幸福度が高まるお金の使い方をご紹介したいと思います。
~賢くお金を使うには~
ズバリ、賢くお金を使うには、「モノより思い出」というルールがあるというのを覚えておいて良いかもしれません。買い物をすることによって幸せな気持ちになれるという人もいるかもしれませんが、モノに対する幸福度はそう長く持ちません。時が経てば価値観も変わるので、後に「ああ、何でこんな物買ったんだろ」ということもしばしばあるでしょう。なので、物に対してお金を使うのはあまり合理的ではないかもしれません。
その点、形としては残りませんが、経験や思い出になる物にお金を使うのは非常に合理的な使い方だと思います。例えば、自己成長のためにセミナーに行ったり、家族旅行に行ったり、友人と飲みに行ったりなども良いでしょう。人と過ごす時間や自分のための時間はモノよりも価値が高いと思います。
~リーフ・ファンボーベンの調査結果と考察~
米国コロラド大学のリーフ・ファンボーベン氏は、電話帳でランダムに選んだ1279名の人にインタビューを行いました。お金を使うとして、どれくらいハッピーになれるのかを尋ねるインタビューです。その結果、下の表のようになりました。
この調査から、人は経験的に「モノよりも何か経験できること」にお金を使った方が自分の幸福度が高まることを無意識に知っているのだと考えます。モノを買えば品物は残りますが、経験や時間を買っても何も残りません。けれど、何か新しい体験をすること、忘れられない思い出を作ることはあなた自身にしかできないことだからこそ、すごい価値があるのだと思います。もちろん、お金の使い方は人それぞれなので、モノを買ったら幸せになれないのかと言われたら、全くそんなことはありません。お金の使い道に迷っている人、困っている人のために少しでもお力になれれば嬉しいです。因みに僕は今、腕時計が欲しいです(笑)ではまた!
※おすすめの本:お金の心理学(ヘンリー・クレイリンドグレン)