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【中国経済界との向き合い方】


https://news.yahoo.co.jp/articles/ca0a39ffe38ef8d04d8cf5ee1ba0619e907bb281

色々と問題がある中国ですが、アメリカでさえ無視はできない経済規模において、日本はどう向き合っていくのか。

大手企業はその資本力によって進出或いは中国市場へ食い込んでいくわけだが、その他多くの中小はそうはいかない。

日本にいる中国人経営者と組んで中国進出を図る経営者もいらっしゃるが、結論から言えば、日本にいる中国人経営者で中国市場にまともに取り組める人材は残念ながらいない。

これは多くの経営者が「この中国人は凄い人と繋がっていますよ!」と言われて何の成果も出ずに終わっていく経験をされていると思う。

では、誰に繋げばちゃんとビジネスができるのか?

ここではあえて言わないが、いる事はいる。
但し、在日中国人がコンタクトを取れない方々なので中小の経営者ではほぼ出会う事はできない。

北海道で以前にエゾシカを中国へというブームみたいなものが起こったが、そもそも論だが、エゾシカを中国人が好む事はない。

漢方にできるから良いビジネスになると言われた方々も北海道には多い。

しかし、中国人が求める鹿はどちらかと言うと奈良の鹿のサイズなのだ。
エゾシカは大き過ぎて絶対に好まれない。

しかしながら、北海道の某市町村ではエゾシカのエキスを抽出する工場を建設し、それをいずれは中国へ!と意気込んでいたが、私からすると、絶対にエゾシカのエキスは中国へ持ち込めない事は明らかだった。

残念ながら、その商品は中国へ持ち込まれる事も、中国人観光客が欲しがる事もなく終わっている。

これは中国人が悪いという事よりも、日本人経営者ができない人物や企業に任せてしまうから起こる事だ。

エゾシカの件の時に北京から中国最大手の漢方製造企業の社長と話したが、無理の一言で結論が出ているのだ。

記事にあるパナソニックが目指している養老へのアプローチは正しい。

そして中国では一番先に手を出したものが勝つ。
その反面、真似られることもある。

コロナが落ち着いてから何かしようでは間に合わないのだ。
今から準備できる事業者が、今後の新しいビジネスで勝ち残れると私は考えている。

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