子供を育てるとは
【子供を育てる】
親が子供を育てる。
当たり前のようだが実はそうではない。
環境が子供を育てるのだ。
親が関われるのは子供が子供のうちにできない稼ぐということと住む家を与えること、そして外敵から守るということしかできない。
では子供は何歳まで期待して良いのだろう?
30歳までである。
この30歳もギリギリの年齢と考えてほしい。
それ以上になってしまった場合、一生子供の面倒を見ることを覚悟した方が良い。
子育てで大事なことは、ちゃんと叱ることと、正しく期待することである。
叱ることは、怒鳴ったりダメなことをしたから怒るのではいけない。
子供だからわからないということはない。
ちゃんとダメな理由を説明して理解させることが重要だ。
多くの大人はこれができない。
叱ることとは、育むために必要な行為であって怒ることが目的ではない。
「あなたを思って私は怒っている」などと思ってはいけない。
思うのではなく、子供とちゃんと向き合って叱ることを意識すべきである。
褒めて伸ばすと言うが、ちゃんと叱ることができないと褒めても伸びない。
ただ驕るだけかもしくは誉められるための行動を起こすだけの人間になってしまう。
そして正しく期待するというのは、あなたはやればできるという事ではない。
そんな褒め方をすればやらなくても褒められるということになると共に、いつかやればできるんだと考えが甘くなる。
正しい期待の仕方とは、親が子供のために先回りして行動を起こさない事。
子供が自ら動くことに対して協力するに留めることである。
できないから、やらないからといって手を貸しすぎると一体誰のためにそれを行っているかがわからなくなり、親が言うからやっていることになってしまう。
親は子供の協力者であって代わりに何かをする代行者ではない。
その意味で、30歳を超えても子供が育っていないなら諦めるか、本当の意味で覚悟を決めて育て直すか。
決める必要がある。
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