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分かれ道、さて、どっちに行く?

主に統合失調症などに使われる言葉だけど、「臨界期」というのがある。 病気になってからの初期の数年間が、その後の病状に関わってくるという。 この考え、うつ病にもありだと思う。 初期に焦りから無理をしたり治療を中断したりすると、その後に響く。

うつの時に何故その道を選ぶ?というような行動をする時ありませんか? まるで落とし穴に自ら落ちるかのように。  ほとんどの場合、ストレスから逃げようとしての選択が多いと思います。 なぜ逃げるか? 自分の感情を隠そうとしているからなのかも。

うつの時、変わりたいと願うのは誰しも。 しかし、心を動かすエネルギーは枯渇状態。そうなると、周りから離れようとする。 何か変わって欲しいと願って もしそれで心が回復したのなら、正しい選択。 孤独感が強まったのなら、それは落とし穴なのだろう。

うつ病には、環境を変えるのもありだという考え方もある。 変わろうとするのはOK! 劣悪な環境から抜け出すのも当然。  強い不安や恐怖感に追い立てられての「変わらなきゃいけない」なら、それこそ落とし穴に陥りやすい。
でも問題は、落とし穴に陥っていることに気づかないでいるパターン。  だから、今の自分をもう一度見つめなおす必要もあるんじゃないかと思う。  今の自分に気づくことが、落とし穴から抜け出す一歩になる。

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