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五月病って、誰が名付けたんだろう・・

「五月病、2人に1人以上が経験」
先日、そんな調査結果が報道された。 数字を見ると、やっぱりという感じ。 うちの娘も最初の就職で不調を訴え始めたのが、5月。 新入社員の疲労が溜まってくるのもこの頃だし、今年はコロナの関連で多くなりそうな雰囲気。

「五月病からの回復に時間を要したと思う人は6割以上。自覚者のうち2割近くが回復まで2カ月以上。」
これを見ると、一時のものだとか、大した事はないなんて、どの口が言う!と思ってしまう。
「それが原因で休職や退職に至った人はそれぞれ約3割」
うちの娘も、退職しました🙄

「五月病対策を実施している会社は、わずか2割」
「五月病で辛かった事TOP2は『治し方が分からない』『相談できる人がいない』」
職場自体が、対策方法がわからない。 それ故、従業員が相談できない。
「周囲の人の56.3%が『心配だが、とりあえず様子を見ようと思った』」
まずは、声をかけようよ。

五月病になる人、ほとんどの人が頑張り屋さん。  
”仕事を覚えなきゃ!こなさなきゃ!迷惑なんてかけられない!”
「大丈夫?無理しすぎてない?」
”そんな事言ってられない!スキルアップしなきゃ!”
周りの声は聞こえない。 そしてある日、糸が切れる。
統計によると、精神科の受診数は6月が年間で2番目に多いという。  どれだけ多くの人が、我慢して頑張っているのだろうか。

5月病の症状は・・

🖤気力がわかない
🖤不安でしょうがない
🖤落ち着かない
🖤食欲不振
🖤眠れない
🖤胃痛、頭痛、ともかく痛い
🖤めまい などなど
これって、うつ病の始まりと一緒じゃん😱

5月病に堕ちないようにするには?  考えてみました。

💖共感できる仲間を見つける・作る
 同じような境遇にいる人は、周りにもSNS上にも必ずいる。 あなただけ じゃない。 共感ってね、上級の精神安定魔法。 支えあえる仲間は、  とっても大切。
💖次に、あなたを別の角度から見てくれる人を大切に。
 いっぱいいっぱいの時って、自分が見えなくなりがち。 疲れているかも わからない。 周りで冷静な目でみて支えてくれる人がいたら、逃さない で。
 
 ただし、共感と俯瞰の順序が逆にならない方がいいと思う。 先に冷静な 意見を貰うと、逆に自分を追い込む事になってしまうかもしれないから。  そして、決してお勧めできないのが、ビジネス本を読み漁って「頑張らな きゃ!」と思う事。 逆効果になるよ

五月病の事を調べていたら、「EAP(従業員支援プログラム)」があることを知りました。  厚生労働省もメンタル指針の一つに挙げていて、簡単に言うと、業務委託を受けた外部機関がメンタルヘルスケアを行うこと。  もっとEAPを活用する社会になって欲しい。


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