お薬の話
お薬に付きものなのが、副作用の話。医師にもよるけど、しっかり説明をして貰えなかったという人、いるんじゃないかな? 副作用について丁寧すぎる説明が、反って副作用が出やすくなる経験を医師が持っているかららしい。 聞くなら薬剤師の方がいいですよ。
一般的に抗うつ剤を飲み始めて効果が出てくるのが、早くて2~3週間、平均的に4~6週間と言われている。 薬を替えた場合も、そう。 もし抗うつ剤を飲んで一週間もたたないうちに「治りました~」という人がいたら、その人はうつ病ではなかったと言う事
うつの症状によって、抗うつ剤も変わってくるという。 例えば、不安や焦燥感が強い場合は、ルボックスやパキシル。憂うつやおっくう感には、トレドミン。意欲・食欲減退には、ジェイゾロフト。 あくまで一般論。他の薬とのマッチングで変わる場合も。
うつ病から回復してきて、抗うつ剤を減薬したい!という時、6~9ヶ月かけて減らしていくのが良いとされている。 でも、いつまでも薬は飲みたくないの本音。 ひとつの目安として、眠剤を減らすことと抗うつ剤減薬をシンクロさせるのが良いらしい。
但し、抗うつ剤のパキシルの場合は注意が必要だという。 パキシルはうつ状態に効果が出やすいのだけれども、半減期が短いせいもあって、急に中止すると離脱症状がルボックスやジェイゾロフトより出やすい。 だから減薬する時は、徐々に服用量を減らし、回数を減らしていくのが良いとされている。
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