あの時飲まなくて本当に良かった② 断酒8ヶ月目の出来事
↓①の記事は下記参照↓
あの時飲まなくて本当に良かった②。断酒8ヶ月目の出来事です。
本当に突然の出来事でした。とても近しい関係の方の訃報を聞きました。
先月会ったばかり、その日当日も電話しようとしていました。
丁度正午に別の方から電話で訃報を聞き、目の前が歪んで倒れそうなりました。
その日は終日仕事にならず。夜会社外の勉強会があったので、少しでも気が紛れるかと思い参加しました。
勉強会の後は懇親会でした。
自分の気持ちの中はぐちゃぐちゃで、ただただ悲しくて、辛くて。お酒に逃げたら楽だろうなと思いました。
懇親会メンバーは初対面なので、私が断酒している事も、今日のこの状況の事も知りません。
過去最大の強い飲酒欲求が来ました。『現実に直視出来ない。ここで飲まずにいつ飲むんだ』と。
と、同時に同じ位強い気持ちで『ここでスリップして何になるんだ』という思いがありました。
ここでスリップしてしまったら、亡くなられた方の思い出が自分のスリップに紐付いてしまう。そんな事はとても出来ない。
ということで、懇親会は炭酸水で乗り切り、家に帰って思い切り泣きました。
それ以降強い飲酒欲求は一切沸いていません。
親しい人の死別はお酒で解決出来るものでなく、時間が解決してくれるのだと学びました。
断酒8ヶ月目の自分に『あの時飲まないで正解だった、ありがとう』と言ってやりたいです。
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