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向精神薬の副作用 性欲低下はお医者様に相談を

向精神薬には様々な副作用があります。代表的なのは日中の眠気、翌朝のふらつき、健忘、食欲増進、吐き気、下痢などでしょうか。

その中で見過ごされがちな、しかしかなり影響を受けつつ、相談しにくい副作用として性欲低下があります。

①性機能障害について

下記のサイトが一番詳しく記載されているので、参照下さい。

抗うつ剤、とくにSSRIのパキシルやジェイゾロフトでは、性欲低下・勃起(興奮)障害・オーガズム障害などの性機能障害の副作用が7~8割の方にみられます。(上記ホームページ抜粋)

向精神薬は人によって効き目も副作用も大きく異なるため、性欲低下が出ない人もいるかもしれません。しかし、記事によると結構な割合で性機能障害は起きるのですね。

②私の体験談ーレクサプロ

私は昔「レクサプロ」という向精神薬を飲んでいた時に明らかに性欲低下が起こりました。

低下という生易しいものでは無く、性欲が全く起きませんでした。

向精神薬を飲んで10年近く、色々な副作用を経験しましたが、性欲低下は精神的にかなりダメージを受けますし、自信も無くします。

また、中々相談しにくい内容の1つであり、診察の中でもあまり聞かれない項目かもしれません。

私は2ヶ月程様子を見て全く性欲が改善しなかったため、ED薬を利用しましたが、ある程度しか効果無し。

流石にまずいと思い、ここで始めてお医者様に相談。レクサプロを処方から外して貰いました。レクサプロを抜いて2週間位して、性欲が戻ってきて一安心でした。

レクサプロが悪いという訳では無く、私の相性の問題です。

③恥ずかしがらず、お医者に相談を

向精神薬で心療内科に受診し、更に性欲の事なんて相談しにくい
取り敢えず気持ちが落ち着いているから性欲低下は後回しで良い

等は個人的にはあまり考えないほうが良いと思います。

人間の三大欲求と言われる睡眠、食欲が鬱状態で落ちている中、更に性欲もと言われると心のダメージは大きいです。

向精神薬は本当に相性です。性欲低下に悩まれている方は是非お医者様に相談してみて下さい。恥ずかしいことでは無く、真摯に考えてくれるはずです。

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