パドルの速度を上げる体幹トレーニング
体幹を軸に腹圧を使えば、バランスが取れパドリングの速度は変わる。
前からの抵抗をなるべく少なくするために、ボードが暴れないように押さえ込む必要がある。そのために腹圧をかけたパドルが有効。
サーフボードを速く進めるためには、サーフボードと身体の重心を合わせる必要がある。
サーフボードの重心にみぞおちを合わせて、腹圧を入れた状態でパドリングしよう。
トレーニング①
お腹を支点に左右に転がる。
※「見て」重心移動だけで転がる。
※腹圧を入れて支点は作る。腰を曲げると痛めるので、腹圧を入れ続ける。
お腹周りをなぞって、どこでも止められるようにゆっくりと回る。
重力に力を任せるとごろんと転がるが、そうではない。
トレーニング②
体幹を支点に手足を上下に動かす。
※腹圧を入れて支点は作る。腰を曲げると痛めるので、腹圧を入れる。
※手と足を高く上げることを意識する。
※足はお尻から、手は肩甲骨から上げる。
トレーニング③
お尻だけつけた状態で、膝と肘をつける。
※腹圧を入れ続けることを意識する。
※左右で交互にしっかりと、膝と肘をつける。
通しで十回くらい、三セット。
まとめ
腹圧でサーフボードを沈めて軸を持ち、パドリングの速度を上げよう。
みぞおちの点だけではなく、腹圧を上げて「面」で抑える。
QA
・参考にできるサーファー
クレイグ・アンダーソン、ロブ・マチャド、アンディ・アイアンズ、イーサン・ユーイング
・テイクオフで一番大事なのは、前足に体重が乗っている事。
・その日の波で一番パワーのある所はどこだろう?と考えると、サーフィンがより楽しく、楽になる。
・腹圧を上げておくと、やっちゃいけない動きをすることが少なくなっていく。
・掘れている波では、小指を伸ばすイメージで手を伸ばして、肘より深く突っ込んでパドルする。デカい波の時は、胸でかくようなイメージでパドルする。ただ、速くはこがない。「深く、ゆっくり」
どちらも、波のタイミングに合わせるまでの動作。(波に引っかかるまで)