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夢女子デート備忘録 後編
水族館も一通り回りきり・・・。
楽しい時間もあっという間に終わりが近づいてきた・・・。
狂気の夢女子デートもついにフィナーレである。
さっきまで明るかった空は暗くなっていた。
私が竈門炭治郎君なら確実に、A氏からもB氏からも寂しい匂いを感じ取っていたはずだ。
じゃあ、帰ろうか・・・
見ているこっちも何だか切なくなってくる・・・
・・・・と、水族館を後にしようとしたそのとき・・・
・・・・・??????
・・・・・・?????
ここに来ての・・・クリスマスプレゼントッッッ・・・???!!!
B氏、存在が月9じゃん・・・
ロマンティックが止まらないどころか暴走状態・・・ここが高速道路なら余裕で逆走している。(だめです)
A氏はプレゼントを貰った瞬間、声にならない叫びをあげながら、ものすごい勢いでしゃがみこんでいた。そりゃそうだ。
まぎれもなく彼女じゃん・・・・・。
真珠採集をする推しという設定は今思えば謎すぎるが、夢豚デートにふさわしい、本当に本当に、感動的な幕閉じであった。
私の脳内では「366LOVEダイアリー」が流れていた。サイリウムをつけずにいられるか。
もはや2人はカップルでしかなく、正直、いつキッスをしてもおかしくはなかった。
婚姻届付きのゼク○ィを買っていかなかったことだけが本当に悔やまれる。
2019年クリスマス・・・推しは実在したし、A氏は確かに推しの彼女であったのだ・・・。
笑いあり、涙あり・・・(?)
会場までB氏をお見送りし、此度の夢女子デートは幕を閉じた。
A氏とB氏はお別れする直前まで、固く手を繋ぎ合っていた。
B氏曰く、また来年、2回目のデートをしてくれるという。聖人か?
絶対にB氏の来世は石油王か橋本環奈ちゃんだ。
私の感想としては、夢女子デートが何たるか分かっているつもりで分かっていなかったな・・・というところである。実際に1日同行してみて、LOVEって偉大だな・・・というのを改めて感じた。
愛は地球を救うのかもしれない。
また、次回のA氏と推しのデートを楽しみにしたいと思う。
〜完〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみにデート後・・・A氏と私はB氏がB氏に戻るのを更衣室の前で待っていた。
え・・・・・???
いや、こわすぎるやろ。
今回のデートが限界オタクの白昼夢でなくて本当に本当によかった。
おわり