【MENTA/事例インタビュー】デザインレビューや新サービスの壁打ち、ライティング指導をプロに相談し事業を前進!~株式会社フォーウッド様での活用事例~
冷熱関連部材の製造・販売・設備工事などを中心に事業展開をしているヤブシタグループにおいて、IT企画やPR企画・各種制作を目的として2019年に設立された株式会社フォーウッド。
グループ企業のWebサイト制作から、Webサービスの企画・開発、さらにはプロモーション、Youtube動画制作・配信など、多岐にわたるサービス展開をされています。
本日は、事業を運営される中でMENTAを利用していただいている代表の齋木さんに、活用前の課題から活用による効果まで、お話しを伺いました。
ー 貴社の事業内容と立ち上げの背景を教えてください
当社は、エアコン部品を製造するヤブシタグループの子会社として、Webコンテンツやカタログ制作、メディア配信など、グループ各社のプロモーション・広報や、Webサイト・WebアプリなどのWeb開発を中心に事業展開をしています。
私は、新卒でグループ親会社である株式会社ヤブシタに入社し、営業や設計からキャリアをスタートしました。その後、Webプロモーションを掛け持ちで担当することになり、業務を経験していく中でとても興味のある領域だと感じたため、Webプロモーションを専属で担当したいという思いを社内で伝えた結果、子会社として会社設立するに至りました。
ヤブシタは若さが強みのひとつです。建築設備業界自体はそこまで若くない業界で、同業の会社は平均年齢40歳前後のところが多いですが、ヤブシタでは平均30歳程度と比較的若く、新規事業へのチャレンジも多くやっています。
フォーウッドでは、Web制作・開発をしていますが、レガシーな業界に属しておりますので、グループ内のイシューから企画・具現化し、建築業界をITの力で変革するような新しいプロダクトも作っていきたいと考えています。
また、業界としてプロモーションが強い業界ではないですので、プロモーションでも業界の中で目立てる存在になりたいと思っております。
ー MENTAを知ったきっかけと利用しようと思った理由を教えてください
MENTAを知ったきっかけは、代表入江さんのTwitterです。
MENTAを知る以前は、クラウドソーシングのフリーランスやコンサルに相談をしてみたこともありました。MENTAは現役のプロフェッショナル・詳しい人から直接教えてもらえることはもちろん、人に教えることが好きな方が多いということ、カジュアルに相談できること、また料金もリーズナブルなこと、などを魅力に感じ利用を決めました。
ー MENTAはどのように活用されていたのですか
「デザインレビュー」「新サービスの壁打ち」「社員のライティング講師」という3つのジャンルで活用をしました。
まず「デザインレビュー」について。自己紹介でも軽く触れましたが、私自身デザイナー出身ではなく、デザインは自己流で運用していました。そこで一度プロのデザイナーの方に見てほしいと思い、「デザインレビューやります」とプラン上に記載しているメンターから探して相談しました。
つぎに「新サービスの壁打ち」について。新規で人事関連のプロダクトを開発するにあたって、大企業での人事経験者で、新規プロダクトのユーザー視点も含めてプロダクトの壁打ちができそうな方を探し、相談をしました。
そして「社員のライティング講師」について。もともと、メールマガジンやWeb記事の制作を、私が担っていたのですが、最近では、事業開発に注力するために若手社員に任せるようにしていました。ただ、彼らはライティングが本職ではなく、読み手を意識した文章作成があまり得意ではなく私の指導だけでは行き詰りを感じていたため、プロのライターに指導してもらいスキルや意識の変化を見たいと考えていました。
こちらは、MENTAの募集機能で、彼らに対して講師として指導できる方を募集しメンターを探しました。人に教えることってやる気・根気がいることなので、教えることに熱意がある人を見つけたくて自分で探すよりも募集をして、応募いただいた方の中から契約する方を決めました。
ー MENTAを利用した結果はいかがでしたか
全体を通して、満足しています。
まず、デザインレビューに関しては、もともと自己流でやっていましたので、デザイナーさんからレビューを受けたことで自信がつきました。また、デザインにはAdobe Illustratorを使用することが多かったのですが、今後の運用面なども加味して、デザイナーさんからのアドバイスでFigmaも教えてもらい、効率化もできてきたように思います。
新サービスの壁打ちについては、相談したメンターさんが、人事制度や労働法など人事の現場経験者ならではの視点を持っておられる方で、人事の仕事内容をベースにしたプロダクトへのアドバイス・フィードバックをもらうことができ、プロダクトターゲットの解像度が高まりました。
コンサルにもこのような相談をすることはできると思いますが、自分の中でも固まりきっていない構想段階で相談するには、そもそも相談するのが億劫であったりそこまで予算を割けなかったりします。一方で、MENTAではとにかくカジュアルにリーズナブルにプロに相談できるのが良かった点です。
そして、社員へのライティングの指導について。講師のライターさんが本当にプロフェッショナルで頼もしく、目的のレベル以上の支援をしていただけました。ただ、熱心に4か月指導をしていただいたのですが、スキル面での結果は正直思わしくはなかったです。
ライティングの基礎中の基礎について、資料ベースでレクチャーしてもらえましたので、敬語や句読点の使い方など、指導を受けた社員のみでなく私自身の知見になった部分もありましたが、社員2名の苦手意識の克服ができるほどの成長にまでは至りませんでした。
でも、結果が悪かったとは捉えていません。プロの方に教えてもらっての結果ですので、今回の結果を受けて、ライティングは向き不向きがあるのだろうということが分かり、適性のある方に任せた方が良さそう、ということなど、今後どのように人材活用・人材開発をしていくか、前進するための判断がつきましたので、組織運営上はポジティブに捉えています。
また、実際に講師の方に入っていただいたことで、指導を受けた社員も、レビューしてくれる相手がいるのは安心だと感じてくれていたのも良かった点です。
ー 今後MENTAを導入しようかどうか迷っている企業に向けてMENTAのおすすめポイントがあればぜひ教えてください
カジュアルに相談できることはいちばんのおすすめポイントです。スクールやコンサルティングとは異なり、ポイントを絞って相談・利用ができるのが良いです。
また、教えることが前提のサービスであることから、クラウドソーシングや外注と違って、人に教えることが好きで親身になって教えてくれる人が登録者に多いことも良い点です。
そして、「大手企業の人事経験者」など、ニッチ領域の専門家にも直接つながることができることや、先述のライターさんのような信頼できるプロのカスタマイズした研修が受けられるということ、メンターさんのプロフィールページから経歴・スキル・人柄が分かりやすいことも、実際に利用してみて良いと思ったところです。
ー 最後に、今後の展望や構想を教えてください
先述の人事経験のあるメンターさんのように、新規事業立ち上げ時のユーザーヒアリング・壁打ちで今後も使っていきたいと考えています。
また、会社としては社員が全体的に若いですし、毎年新卒社員も入社していきますので、若手向けの研修講師としても活用し、事業の成長につなげていきたいと思っています。
齋木さん、貴重なお話を頂戴し、ありがとうございました!
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取材・記事:坪田雅至