
メンズ脱毛サロンのお客様との距離を縮める「しない」接客
何度かネタにしてますが、これ、結構本質だと思って、9年間ずっとやってます。
お客様との距離感がうまく取れてなかったり、反応がイマイチな感じがある個人サロンの方、ぜひ参考にしてください。
①定番の挨拶を「しない」
「いらっしゃいませ」
「お疲れ様でした」
を使わないようにしてみてください。
その代わりに、↓に言い換えてみましょう。
「こんにちは」
「ありがとうございました」
「いらっしゃいませ」って結構他人行儀な部分ありませんか?
個人経営で、基本一対一で対応するサロンで、できるだけ距離感を近くにしたいと思っているなら、こちらから他人感を出すようなことはできるだけ避けた方が良いですよね。
じゃあ、お客様が入店されたら、何て言えば?と迷う必要、実はありません。
普通に、
「おはようございます」
「こんにちは」
「こんばんは」
でOK。
施術が終わるときの声かけも、
「お疲れさまでした」
は、なんかちょっと違和感。
だってお客様は、基本ベッドに横になってるだけで、疲れる要素はほぼないわけですから。※多少の痛みを我慢するという労力はあるかも
疲れてないのに、どんなお店でも使うからといって「お疲れさまでした」は、ちょっとなぁと。
なので、
「(こちらの施術を受けてくださって)ありがとうございました」
と言い換えるわけです。
②名字で呼ば「ない」
あなた自身のキャラや、そのお客様との相性にもよるんですが、名字で呼ばないようにしてみましょう。
その代わり、下のお名前でお呼びすると、距離感を縮めるのにかなり有効です。
下の名前って、基本家族とか、ごくごく親しい友だちからしか呼ばれない、ある意味特別なものです。
そこを敢えて使う、というテクニックです。
最初のうち、お呼びするこちらがぎこちなくなるかもしれませんが、やっていくうちに慣れていきます。
こういう距離感の縮め方、良いなぁと思えるようになります。
今までやったことがない方は、ぜひ試してみてください。
③初回に緊張させ「ない」
個人経営のメンズ脱毛サロンに、初めて足を踏み入れる男性のお客様は、実は結構緊張しているもの。
ただ、男性の思考回路的に、そう見えてしまうのは格好悪い、と考える方が大多数なのも事実です。
その、見えている以上の緊張を、初来店の前までにできるだけほぐすようなやり取りを意識してみてください。
加えて、初回のカウンセリングの前には、あなたから先に「自己紹介」をすると、かなり効きます。
これは、心理学の「自己開示の返報性」を利用したテクニックです。
人は、相手にしてもらったものと同じものを、できるだけ返そうとする思考回路が備わっています。
なので、あなたが先に自己紹介をすることで、お客様が自分自身のことも話したくなる、という仕組み。
初回にこれをやることで、お客様がなぜ脱毛したくなったか、といったご自分のコアな部分のことを話しやすくなり、その後の対応に必要な情報を引き出しやすくなります。
④ご来店の間の連絡を欠かさ「ない」
次回のご来店までの間、一度もやり取りをしないというのは、リピート率や脱毛完了率にかなり響くと、この9年の経営の中で痛感しています。
なので、ご来店されていない間の直接の連絡は、絶対に欠かさないようにしましょう。
次のご来店までに1回でも2回でもやり取りがあるだけで、距離感の縮み方はガラッと変わります。
こちらからの連絡は、お客様のストレスになるのでは?と思われがち。
でもお客様は、「あ、このお店、ちゃんと気にかけてくれているな」と思ってくださいます。
だらだら長文を送ったりなど、読みにくい内容になっていなければOK。
必要な情報だけをコンパクトに詰めて、サクサクとしたやり取りを心がけてみてください。
意外な対応でお客様の心を掴め
いかがでしたか?
「え、そんなことやっていいの?」みたいなこと、ありませんでしたか?
世の中に大量に存在する接客業、サービス業。
多くのお客様が、「お店からの接客」に慣れ、中には嫌悪感、拒否感を感じる方もいるのが、今。
その中であなたが、あえて「しない」ことを接客の中に取り入れることで、お客様の目には新鮮に映ります。
こういう、「今までにない」感覚があなたのサロンの中でたくさん感じられると、その分だけお客様の満足度は上がります。
「あ、このお店なんか面白いな」
と感じさせることができれば、勝ち確。
もちろん、脱毛の技術を磨くことも必要ですが、接客のクオリティを極限まで上げることも個人サロンでは必要です。
今回紹介した「しない」接客、ぜひ取り入れてみてください。
お客様対応の引き出しを増やす
こういった、現場で使えるお客様対応のアイディアは、あればあるだけお客様の満足度を上げられます。
満足度が上がればリピート率も客単価も、コースなど高額なメニューの成約率も、最終的な売上も、全部じわじわ上がっていくものです。
お客様対応の引き出しを増やしたい方は、『225のチェックリスト』をぜひ手に入れてください。

メンズ脱毛サロンのお客様との接点を、14の分野、全225項目に詳細に分けて、そのポイントごとに必要なアイディアを、個人サロン経営9年の経験から解説したマニュアルです。
これがあれば、お客様との距離感で迷子になることは、もうありません。
興味のある方は、↓のページを今すぐチェックしてください。
メンズ脱毛サロンの経営を知識とアイディアで極めよう
メンズ脱毛ロードマップでは、個人経営のメンズ脱毛サロンの、
潰さない
競合に負けない
お客様を離さない
こんなサロン経営を、2015年から継続中のワンオペ現場経験を基にサポートしていきます。
今後も続々と更新予定です。
主にInstagramで活動中。
ミヤキ | お客様に恵まれ成功するメンズ脱毛サロンの構築
https://www.instagram.com/mensdatsumou.roadmap/
いいねやフォローで応援していただけると励みになります。