
「左手でピアノを奏でる」
「左手ピアノ」のことは、note で知りました。
自分の仕事は、ことばのリハビリを行うことです。これまで右片麻痺を伴う失語症の方を担当したこともありました。
左手、あるいは非利き手でできることの可能性を知りたい。
そして、仕事を離れたら、ストリートのピアノ弾きです。
ピアノの可能性を知りたい。
「左手ピアノ」を知った時から、いつかコンサートに行けたら、と思っていました。
ついに左手ピアノのコンサートに行くチャンスが来ました。
「左手でピアノを奏でる」
ロビーのポスターです。

もっと近づくと

ピアニストは岡本秀子さんと、智内威雄さんです。
(曲目、ピンボケしてしまいました)
「さくらさくら」と「荒城の月」は現代音楽にアレンジされていました。
左手用に「楽譜の書き換えが必要」と聞いたことがありましたが、
実際に演奏を聴くと、単に「書き換え」ではなくて、 新たな「作品」として生まれ変わっていることがわかりました。
演奏をするピアニストの動きに目が向けていると、
右側の高音では、右側にしっかり体幹移動されてました。これが、無理してる様子、全く見られず。
自分が同じ動きをしたら、腰を痛めると思います。
左手ピアニストの方は、どれだけ体幹鍛えているのでしょうか。

この日のステージです。
コンサート開始直前に取りました。