リメンバー、病院祭 7.そしていつかの病院祭 (3)
リメンバー、病院祭
7.そしていつかの病院祭 (3)
2020年COVID-19感染拡大という事態となりました。
感染拡大予防のためにあらゆるイベントが中止となりました。
職場の病院祭もその1つでした。
中止となったことで、自分はほっとしていました。
病院祭には、問題が内包されているように感じていたからでした。
いつかは、病院祭が行われる時が来るかもしれません。
そのとき、同じ問題が再燃するのでしょうか。
自分が挙げた病院祭の問題点は
・伝え方
・同調圧力
・同僚への攻撃につながりかねない危うい熱心さ
ことでした。
しかし、これらは病院祭に限った問題ではありません。 少なくとも自分は日々目の当たりにしています。もしかしたら、自分も無自覚で同僚にしているかもしれません。
いえ、そもそも「伝え方」が不十分であることや、同調圧力、同僚への攻撃は誰にとっても問題なのでしょうか。 問題視していない人たち、困っていない人たちもいるのでしょう。
決めつけることはできません。
自分なりに病院祭の問題を捉えることができたのは、同僚のアニキさん(仮名)やケロ先生(仮名)と話していたからです。 所属科では、病院祭担当を決めて取り組んでいました。二人とも、自分と共に病院祭担当(「体力測定ルーム」の準備を進める係)を経験しました。
今回、述べてきた話は、「体力測定ルーム」を準備期間からその後日にかけて、二人と話して(=おしゃべりして)いたことが基になりました。
次の病院祭担当はケロ先生(仮名)となっています。
ケロ先生(仮名)は、
「次回は、とにかく準備の負担を減らしたい」
と話していました。
自分も次回に望むことは、誰にとっても負担がこれまでよりも少なくなることです。
病院祭が次に開催される時は、単純に従来通りの病院祭を行うかどうかはわかりません。
感染拡大予防がいつまで どの程度必要なのか、現段階では見通しがつかないからです。
病院祭が簡素化されるなど、大幅に方向転換を行うかもしれません。例えば、短時間のステージイベントだけであったり、 オンライン開催であったり。
奇しくもケロ先生(仮名)の言ったとおり、「負担を減ら」した病院祭となるのかもしれません。
<あとがき>
所属科としては「病院祭の体力測定ルームの準備を一生懸命にやりましょう、褒められるようなことをしましょう」となんとなく伝わってほしいだけだったのを
自分のように事情をよく知らない中途採用者には、なかなか伝わらなかったという話を 連続投稿してしまいました。
<そして いつかの自分に向けて>
本文中、呪縛への依存にも少しだけ触れました。
呪縛によって安心する人もいるのであれば、その人にとって呪縛は、安心できる居場所となるのでしょうか。
このことは 別の機会に考えてみたいと思います。